変わらなく見える
2025/12/04 昨日 7401
21時すぎにスタバを出る。ダイエーで焼きそば作成セットを購入し、寒さに震えながら帰宅。焼きそばを作成して食す。食事時間を空き時間の扱いにしてオモコロの動画を見ながら焼きそばを食べる。たほいやの亜種という回を見た。恐山の作成した4択がよく出来すぎていておののいたのだが、その後の即興ショートタイム版を見て安心した。準備9割というのは傍目から才能あると思われる人間にも適用されるということを動画にして見せていた。このあたりのサービス精神がオモコロの動画がほかと違うところなのかもしれない。今回みた動画も工夫されているし企画優位なので面白くないわけはないが、とても面白いというものではないので、必然的に視聴時間は自分のなかでは「空き時間」ということになってしまう。そんな時間は短いほどいいということで22時半にはベッドに入って翌日に備える。
2025/12/05 今日 5638
朝起きてベッドから出ようとすると衝撃的な寒さで、寝室なのに外かと思った。たくさんの夢を見たはずなのだが、ベッドから身を引き剥がすための努力と引き換えにそれらの記憶が消えていった。残念なことだがそのおかげもあって朝から出社に成功する。昨日リスケになった定例のミーティングに出席し、急遽開催された打ち合わせにも出て右からきたタスクを左に受け流したりなどしているうちにあっという間に正午を過ぎる。午後からは在宅勤務にすることを決めていたのでクロークからコートを取って颯爽とエレベーターに乗る。行き帰りの電車では月曜日の狛江バスケで撮っていた動画を見る。この日のバスケは自分のなかでは不本意なプレーが多い印象だったのでさぞ散々な様子だろうと覚悟して見たのだが、映っていたのは自分的に好調なときとあまり区別がつかないプレーの数々だった。コート上で一喜一憂するのは止めてもいいかもしれない。止めるとそれはそれでつまらないので憂いのほうを抑えめにしようと思った。動画に映っていた風神といつもエレガントなプレーヤーのふたりは動画内でもひときわ目を引く存在で、自分の目に狂いはないということがはっきりわかった。その目で自分のプレー動画を見てそこまでわるくないと思えたのは助かる。「ナイッシュー」などの発声部分でもっと相手に届かせる意識をもったほうがいいと思った。まあまあ大きい声の独り言のように言っているのだが、まあまあ大きい声なのにちゃんと独り言のように聞こえる。まるで、あまりにも人見知りの人みたいだ。自分が動いているときには自分のいいプレーもわるいプレーも主観的にはめっちゃいいプレーだったりめっちゃわるいプレーだったりに感じられる。このブーストは人のプレーを見ているだけでは得られない、自分自身がプレーするときの醍醐味にはちがいない。それが得たくてバスケをやっているのは確実だろうと思う。神経にこれしかないというやり方で電気を通す営みとしてバスケはもうすこし続けていきたいが、もっと電気を通してもっと神経を図太くしていきたいという気分がある。
昼ご飯にはもやしを炒めて焼きそばを作って食べた。在宅勤務なのにろくろく休めず定時まで働き詰めになる。ただBGMにGROOVEの効いた音楽をかけられたので一応在宅の甲斐はあった。スタバではなくブルックリンにいく。『失われた時を求めて』の岩波文庫6巻ゲルマントのほうを借りる。それを50ページちょっとまで読み進め、ファウスト下を読む。『失われた時を求めて』を読むと慰安がある。プルーストの人物描写には知性をもとめる渇きが癒やされるようなミネラルウォーター的うるおいの要素がある。