20260612

日記769

オープン・クローズ


2026/06/11 昨日 15321
午前在宅。NBAファイナルを見る。前半終わりには大差がついていて今日は予定調和的な展開かと気を抜いていたのだが、ぼんやりとでも見続けていてよかった。もともと好きになる要素があったのだがこの試合で決定的にNYニックスを好きになった。2026年のプレーオフファイナル第4戦でニックスはまたたくさんのファンを獲得しただろうが、その先頭に並んでもかまわないと思ったということだ。タウンズを見るとビッグマンとしての多彩なプレーの引き出しとクレバーな闘志に惹かれる。ブランソンはあくまでチームの勝敗にこだわり抜く姿勢が自分の考え方とは合わないと思いつつも、ブランソン自身の持っているそのビジョンを忠実に体現している様子には思わず見惚れてしまうし認めざるを得ない。自分に合う考え方のNBAスターはやっぱりラメロ・ボールだが、両者それぞれに美学があることは明白だし、勝負をしてどちらが勝つのかも明確だ。そしてこの試合で大活躍したOG・アヌノビー。つねにポイントを探して考えているからこそ、あの芸術的なハイタッチが生まれたのにちがいない。しかももうひとりプットバックをさらに押し込もうとタウンズが跳んでいたのも最高で、ブランソンの自身に満ちた素早いディプスリーとともに、ニックスの大逆転勝利を象徴するプレーだった。
お昼にそばを食べて15時頃に出社する。打ち合わせに現地参加するための出社だったが、打ち合わせが中止になった。なかば予想していたが無駄足に近い。気を取り直して業務引き継ぎのための対面打ち合わせをする。マニュアルの作成というタスクだが、自分がその場で仕事をしたと思って出ていくためにも使えるマニュアルを作ろうという所信を表明した。定時退勤し喜多見へ。20分歩いて体育館に。すごい試合を見たことで気持ちの昂りがあったのだが、心肺機能がボトルネックになって満足いくプレーができず。踊るようにステップを踏む優雅な”風神”と久しぶりにいっしょになった。バスケを”プレー”するということにおいてこれ以上楽しめているプレーヤーを見たことがない。フィジカルのレベルが違うと文字通りに「無敵」の振る舞いができてさぞ楽しいことだろう。自分は楽しんでプレーすることにかけては人後に落ちないつもりだが、彼と同じコートに立つとついフォームを崩して無理な頑張りを頑張ってしまう。プレーにおいて彼に張り合おうとするからだが、相手のほうが何枚も上手なのをわからせられるので萎縮してしまい、それを跳ね返そうと躍起になって判断を誤り、ドツボにハマっていく。とにかく走らされるので最中には悔しがる余裕もないのだが、終わってから振り返るととにかく悔しい。悔しい思いをさせられすぎて狛江湯でも温冷交代浴のあとの外気浴中に「ちくしょう」とかそういう無意味な言葉が湧き上がってしまい、隣り合った湯客のリラックスをそいでしまって申し訳なかった。最寄り駅についてもまだ悔しいのでベンチで酒を飲みながら撮影した動画を見返す。自分の不甲斐ないシュートミスに反省したり気分が落ち込んだりしつつ、やっぱり彼は笑ってしまうぐらい上手かった。プレー選択の発想から違っている。動けるからこその選択肢、自由な思いつきがあって、それが何より羨ましい。バスケをやる人間には絶対にわかることだが、あれはどう見ても遊んでいる。そしてそれが最強だ。


2026/06/12 今日 3070
一日在宅勤務。朝起き抜けに洗濯機を回す。Kindleで『室町記』を読む。必要不可欠の分ちょっとだけタスクに手を付ける。ラ王(醤油味)とそばを茹でて食べる。定時退勤してスタバに行く。『機械カニバリズム』を読む。日記を書く。遠藤航の離脱と代表引退は残念だ。しかし「強い気持ちを持って」というようなスタンスだけで形作られた集団は強い半面脆いと思うので、それが幾分か薄まるという意味では結果的によかったのかもしれない。アイスランド戦後の森保→遠藤航のスピーチは見ていられなかった。それに比べて板倉滉の感じにはなんとなく期待できる。必要十分なゆるさが感じられる。
最近見た動画ではオードリー・タンと東浩紀の対談と、Yuji Ayabeのノリータ散歩がとくに面白かった。どちらも特異な語り口が魅力的で、くせになるようなところがある。声の音程やリズムもいいのだろうが、それだけではないと思わせる余白・隙のようなものもある。本人が本人らしく喋っているように思えるのでそこに見応えのようなものがあるんだと思う。

日記769

オープン・クローズ 2026/06/11 昨日 15321 午前在宅。NBAファイナルを見る。前半終わりには大差がついていて今日は予定調和的な展開かと気を抜いていたのだが、ぼんやりとでも見続けていてよかった。もともと好きになる要素があったのだがこの試合で決...