20260331

日記739

パークの桜


2026/03/28 一昨昨日 11356
お台場のトヨタアリーナまでBリーグの試合を見に行く。試合内容というかアルバルク東京の出来があまり良くなく、立派な会場に見合うだけのクオリティではないと思った。観戦後、満員のゆりかもめで新橋に行って飲む。目当てのタイ料理屋が予約満席のため別の店を探す。もうやんカレーがあったのを思い出して入る。シンガポールの友人と家人の3人で英語をまじえて会話をした。辛口をチョイスしたら辛すぎたのとビールと合わせて空腹からの刺激が強すぎて胃が驚いてしまった。会自体は面白かったのだが胃の苦しみの始末をつけなければならなかったのですこし低調気味だった。


2026/03/29 一昨日 19408
渋谷まで『マーティーシュプリーム』を見に行く。基本線はお山に上りたいサルの話なんだが、サルにも情が湧くんだよという取ってつけたような結末は納得できない。そこに目を瞑ればティモシー・シャラメの眼鏡の魅力もあり、かなり高く評価できる。お山に上りたいサルには特有の魅力があるし、それを容赦なく描けていたと思うからだ。「お前には長期的な展望がない、俺とは違うんだ」と女に言うところなど、情けないセリフで笑えるのだが、それと同時に胸が痛まないわけには行かなかった。誰もシュプリーム願望からは逃れられない。赤子を見て目が覚めたとは言わせない。一時的に気が逸れただけだ。
下北に戻り吉野家で唐揚げ定食を食べる。無印でトイレ紙を買って一旦帰宅。バスケの荷物を持って早めに高円寺に行く。ドトール珈琲店で『歩山録』を読む。なんらかの烙印を押そうと読み始めたはずなのにいつの間にかつい夢中になってしまっている。面白くない小説と言うことはかなりむずかしい。
バスケは平均点の出来だったが、感じを掴んだと思ったゼロポジションのシュート感覚が失くなってしまっていた。車で世田谷代田駅前まで送ってもらう。マチアプの女の子と2回目のデート、というメンバーの話をちょっと聞いた。
家人の姉が遊びにきてくれたのですこしだけお喋りをする。くつろいでもらえるようにとくつろいだ雰囲気を出そうとしてあまり構いつけず。職場の大型新人の話が面白かった。百人一首を使って別れの挨拶をするというまっすぐなハイコンテクストな演出には人によって賛否わかれるようなのだが自分としては面白いと思うし面白いと思う時点で勝ちだと思う。知らない人への話題提供になるという意味でも強みを感じさせられる。まさにシュプリームなところがある。若さとセット販売されることが多く、それだと若干退屈な組み合わせではあるのだが、それを差し引いても魅力が有る判定になる。


2026/03/30 昨日 11853
午前在宅。朝ご飯に朝買ってきてもらったクロワッサンをごちそうになる。ふたりは美術館へと出かけていった。家人の作った部屋を姉に見せられたのはかなり良いイベントだったと思う。海外旅行を安くする方法を教えてもらったので今後海外旅行をするかもしれない。
午後から出社。仕事をパキパキつぶして定時退勤。送別会までの時間つぶしにミムレとモンを見物する。送別会は品川のシュマッツで、かなり良いチョイスだと思った。若者たちが釣りの話で盛り上がっていて付いていこうとするかたちになってしまった。そのうちのひとりが「休日することないですよ!」と言っているのがじつに堂々として印象的だった。韓国の彼女の話をもっと聞けばよかった。いろんなことを喋らせて、それに対して無責任に良いとか良くないとか短くコメントする会にしてもよかった。もっと場を回す意識を持たないと。釣りってなにが楽しいの?じゃない。


2026/03/31 今日 8103
午前在宅、午後出社。午前中、久しぶりにトレーニングをする。お昼は歓迎で青椒肉絲丼を食べた。仕事はどんどん降ってくるがパキパキ打ち返している。昨日送別会で主役だったひとりとバディを組んでいたのだが、彼が最終出社なので簡単にお別れの挨拶をした。素直を絵に描いたような人で、人好きのするタイプだ。つまらないものを吸収しないで面白おかしく生きていってほしい。25歳だとか言う話で、そうすると自動的に今後いろんなことがあるんだろうからアドバイスもなにもないんだが、自分にできるかぎりのいい加減さをキープするのが良いと思います。
行き帰りに『タイミングの社会学』を読む。スタバで『歩山録』を読み終える。書いているところと書けているところの差が大きいように感じられるが、書けているところがよいので持っていかれる。あとは本人が感じられるという意味でデビュー作の良さが詰まっている。衒気を主人公の山田に担わせるのが嫌味と言えば嫌味なのだが、メタ情報がなければ気にならないものかもしれず、そこまで考えているのだろうからやはり嫌味に感じる。
雨が上がったようなのでスタバを出て氷結を飲むことにする。小説の進捗はなし。

20260328

日記738

接続待機

2026/03/25 一昨昨日 17751
午前在宅。午後から出社する。今年度最後の定例ミーティングに参加する。仕事が忙しいがバスケがあるために残業するわけにはいかない。無理やり片付け、翌日に先送り、定時退勤する。山手線で代々木まで、大江戸線に乗り換えて落合南長崎まで行く。大江戸線の乗客の風体・雰囲気が小田急線や井の頭線とは異なっているのを感じる。どこがどうというのは言えないが、印象としてはより重たそうでくたびれた感じが強い。早めに到着したのでマクドでソフトツイストとホットコーヒーを飲む。雨のせいで湿気を含んだ臭気が立ち込める店内に20分ほど滞在した。『八月の光』を読む。ザーザー降りの雨のなか傘を持たないで体育館まで歩く。3分も歩かなかったはずだがまあそれなりに濡れた。バスケは好調とは言えない出来だったが、最近の平均からすると低調でもない。じわじわとパフォーマンスが落ちてきていてじっくりとそれを受け容れている感覚がある。しょうがないところだけど直視はむずかしい。シュートフォームの改善については地味に進んでいる。ゼロポジションを意識して、ボールを押し上げる気味があったのを修正したら自然に回転もかかるようになってきた。あとはフォロースルーを気持ちよくできるように安定させるだけだ。左手が上がったままなのが窮屈そうな見た目になるので右手だけのフォロースルーで気分よく打ち終わりたい。それができればシュートの成否は二の次というところまで行けたらいい。小一時間かけて最寄り駅まで戻る。雨が本降りになっていて家までの5分も歩けないと判断したので家人に傘を持ってきてもらった。氷結を飲んで待っているあいだ、セブンイレブンの軒で雨を楽しんだ。安全な位置から聞く雨音にまさる音楽はあまり多くない。

2026/03/26 一昨日 7841
午前在宅。午後も在宅にしようかと思ったが、仕事が多すぎたのでオフィスでやるほうが効率的だと考えて昼から出社することにした。わたわた働いて1時間半強の残業になった。オフィスを出て廊下・エレベータでの自分は鬼みたいな形相をしていたと思う。そんなのはしかし不機嫌の表現にすぎない。そのまま下北に行って図書館で予約本を受け取る。『エスノグラフィ入門』をダンダンで読む。自分が生活のなかで感じていて、生活動線上に位置している感覚が書かれているので面白い。これを使って自分の感覚の位置をより正確に掴めそうだという直感がある。氷結を飲んでから帰る。じつは残業をして帰る電車内でも「今日は小説について頭を悩ませないでもいい」という思いがあって気が楽だった。残業の負荷など物の数ではない。すでにやるべきことがセットされている仕事は考えることが少ない。それが続くと窒息するという問題が出てくるのだが。帰宅して焼きそばを作って食べる。翌日にそなえて早めに寝る。

2026/03/27 昨日 10371
朝から出社。昼すぎまでオフィスにいて仕事をやっつけてから昼遅くに在宅に切り替える。小一時間の残業。雨が降っていたのですぐに家を出ないでうだうだしたあと、空腹限界を迎えた家人が出ていくというので飲みに付き合う。三日月ロックに行ったがあまり楽しくなかった。声を張らないと相手に聞こえない状況下で元気がないとにっちもさっちも行かない。早々に店を出てドンキへ。カラコンを見てから酒を買って歩きながら飲む。ディファインのカラコンを付けてみたいと思っていたのだがぴったり合う度数がなく断念した。途中カラフルで極端に明度の高い店内の雰囲気に圧されてちゃんみなプロデュースのカラコンに手を出しそうになって危なかった。なんでもやってみればいいんだし危なくもないんだけど、この自分との乖離幅が一定量を越えそうな感覚があってそれを危ういと感じたのだろう。まともでくだらないが、いちいち反発しないでもいい。帰ってから呪術廻戦の仙台コロニー回を見る。漫画がアニメ用のコンテのような内容だったからこれはアニメ映えするだろう(しかし労力は半端じゃないだろう)と思っていたが、その期待を超えていく演出で立派なものだと感心させられた。アニメソングAIZOの2番の使い方がよかった。”満腹の先”を知ることになるツッパリとオーバーラップさせられていて、その演出意図のわかりやすさがポテチに振りかけられた塩ばりにドーパミン的快感を呼び込んでいる。単純と言えば単純だが快感は快感だ。快感と言えば快感だが単純は単純だ。ともいえるが、それで良いアニメなのだからそれで良い。

2026/03/28 今日 1788
9時に起きて洗濯物を洗濯し、家人がフライパンで焼いてくれたトーストを食べてからスタバに行く。小説の進捗はほとんどない。『エスノグラフィ入門』と『歩山録』を読む。日記を書いて昼食のため一旦帰宅。その後はBリーグを見に行く予定。

20260324

日記737

まもなく完成

2026/03/23 昨日 9366
21時すぎにスタバを出た後、ダイエーで氷結を買ってからミカンの入口で飲む。いつものコースだったが「実験中」と書かれた幟が設置されていて座るスペースが狭くなっていた。音楽を聞く。久しぶりにフレシノの『Coincidence』。いつもの景色といつもの通行人にいつもとはすこしだけ違うリズムが生まれたように感じた。あとは昔作った曲を2曲聞く。10年前の作で正直未熟だと思ってしまうが、そんなことは言われたくなかっただろう。これから10年の後、今書いている小説のことをもし未熟だとか抜かしやがったら許せないというよりはきちんと評価できているか? と返したくなるはずで、それは10年前も同じ感覚だろう。ずっと上がっていきたいが、全項目上がっていくことはこの先10年ではもうできないと思われる。半分下がって半分上がるぐらいにはなっていきたいが、それも実際のところどういう配分になるのかわりと未知数だ。とか考えながらしばらくじっとしたあと、家人のためにビーフンとノンアルビール、自分のためにジューシー肉焼売(40%OFF)、追加の氷結を買って帰る。帰ってから寝る準備をするまでの時間にヒロアカのアニメを2,3話分見た。最近死ぬのがこわいフェーズに入っている。ここ2週間ぐらいとくに顕著だ。季節の移り変わりを感じてもいるが、はっきりポジティブなものとは思えない。せめて飽きるまでは繰り返したいわけだが、そうならないうちに終わりになると思うと残念でならない。だから今、今を精一杯感じ取ろうという気分にはならない。そんな単純にできていない。だからブーイングをしたくなったり悪態をつきたくなる。一応それなりに単純にできている。


2026/03/24 今日 3569
一日在宅。上出遼平の健康チャンネルを見る。最新話まで行った。見始めてからずっと、未解決事件を取り上げて一体何をしたいのか理解できないわけだが、結局わからないままになりそうだ。それでも上出が言っていることを部分部分で見ると一貫してまとも、事に当たるために必要なだけの知性と情熱を兼ね備えていて、全体として意味不明、部分部分は理解しやすいということに今のところなっている。興味深いので小説を図書館で予約した。昼ご飯は志摩で買った炊き込みご飯のもとを使って炊き込みご飯を3合炊き込んで食べた。出すべきメールを出し、返すべきチャットを後回しにして定時退勤。スタバに行って小説を進めようとする。しかし普段の進捗の3分の1ぐらいの分量しか進まなかった。その分メモ書きをいくつか残し、別の日の自分の進捗に役立てようとした。スタバに行く途中で母親連れの未就学児童の男女が公園の端と端から「バイバイ」を言い合っているところに出くわした。女の子のほうが「また明日遊ぼうね〜」と言っていてかわいかった。それに対して男の子のほうが「いいよ〜」と返していて、その上から目線が気になった。かわいいふたりのやり取りだったので公園中を巻き込んでそこここで笑顔を作っていたが、男の子の上から目線が気になった人はそれなりの数いたはずだ。大人になるまでに反省して改めるようにしてほしい。スタバで書いているうちに血糖値が下がってふらふらしてきたのであわててバニラオールドファッションドーナツを追加注文する。すぐに食べてなんとか事なきを得た。円城塔のnoteを再読したがやはり面白い。考えるところまで考えてみればたしかに全部ファーストコンタクトだよ。
これとは別のタイトルだが卒論についての文章でエスノグラフィという概念を知って、いまの自分にとってとくに面白そうだったので、その知識を入れようと図書館で何冊か予約した。まだ20時前だが、日記を書き終えたらダイエーで氷結を買って飲もうと思っている。

20260323

日記736

長い影のときは短い

2026/03/18 五日前 4523
たぶん大相撲を見た後にスタバに行く。日記は書かなかったが小説の進捗はすこしあった模様。氷結を飲んで帰る。ダイエーで買って帰ったビッグチキンカツとピーマン肉巻き揚げをおかずに家でご飯を食べる。

2026/03/19 四日前 18478
午前在宅。必要な打ち合わせに出た後、最低限必要な雑務をこなしてから午後休にする。喉が痛いのを理由にしたが、安静にするうちにちょっとずつ良くなっていったのでバスケに出かける。環七を40-50分間歩いて会場の杉並区の中学校に行く。歩きながら『蠅の王』の第4話を見る。ピギーの魂の鳴き声が胸に迫った。たとえそれがどんな種類の悲惨でも悲惨は特定の個人に向けて襲いかかる。社会はときにそれを認知したり無視したりするだけで、感知する機能は持っていない。それは個人の領分だ。バスケはバテバテで好調とはいえない出来だったが楽しかった。ダイチャリで最寄り駅まで帰る。荷物を置きに家に帰ってから下北で友人Nと飲む。外、松屋、風知空知跡の順で飲んだがあまり疲れを引きずらず楽しかった。今の環境は最高だがいつまでも続くものではないとか言ってしんみりした話になりそうになった。それではつまらないので役所広司の演技はすごいという話をする。Nは役所広司はどの役をやっても役所広司という意見。自分も部分的にはそれに賛成なのだが、それと同時に、ということを言いたかった。役所広司なのに役所広司として見ていない瞬間があるという意見については同意を得られず。映画を演技に注目して見たり、集中して見たりということが少ないと感じられない部分かもしれない。Nはどんな物事も記号的に塗りつぶして見ることの達人で、見ているつもりの”つもり”度合いが人一倍ある。たぶん(集中せず)見ている量も多いだろうし。そもそも直近で映画を見ていないと役所広司のイメージが前面に出るのは自然なことだろうし。記憶を頼りにはできないのだろうし。まあ仕方ない。意見を聞くのも意見を言うのも話半分にしておいたほうがいいと思ってそうしているが、意見を言うことに関しては半分に調整して良いことはないので通じる通じないをべつにして全部で話そう。


2026/03/20 一昨昨日 19088
午前中はゆっくり過ごす。グランベリーパークまで『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を見に行く。宇宙空間を味わう系の映画はとくにIMAXで見る必要があるということを再認識した。しかし隣の客がアホみたいにポップコーンを食べていたので没入感というところまでは行かなかったのが残念だった。アホみたいというのは食べるタイミングを外的要因ではなくお前の食い気に拠って決めているところからだ。この場合、ポップコーン食いたくなったんだからしょうがないじゃん、以外の言い訳は存在しない。映画はもちろん面白かったが、手放しで見に行くべきとおすすめするほどではなかった。一度見れば充分。
映画終わりに友人Bの案内で町田をうろちょろする。霧雨のなかPEEL片手に歩き回った。友人Nも合流してからてんがらなんちゃらという居酒屋に入って飲み食い。ビールのあとに赤霧島ソーダ割りにチャレンジする。いつの間にか焼酎が飲めるようになっている。赤霧島は黒霧島より飲みやすかった。町田の公園を夜散歩してから帰る。結構歩き詰めに歩いた。


2026/03/21 一昨日 16980
午前中はスタバに行って小説をすこし進める。日記を書く時間はなかった。午後から渋谷に出かける。14時集合なのに14時20分の到着になってTCBのやつらに呆れられた。べつの友人の新しい就職先のイベントが宮下パークであったので一瞬だけ顔を出す。その後PARCOに行って屋上で松露のソーダ割りを飲む。800円もした。それ以外のアルコールが1200円だったのでそれでも安いほうだ。友人Nはなかむらという焼酎のソーダ割りを飲んでいた。おいしくなさそうだと思っていたが、ちょっと飲ませてもらったところやはり美味しくはなかった。美味しくないのに癖はあった。
その後、代々木公園に移って傾いた日が落ちるまでの短いあいだに今年第0回の花見をした。家人とTCBのふたりと、四人で漫然としたゼロカロリーの会話をできることも、これがいつまでもは続かないと思うと価値あるものに思えてくる不思議があった。そんな不思議はないほうがいいんだけど、目を凝らせばあるということが明らかになってしまう。
その後、Nは先に帰る。三人で原宿ビートル難民として安居酒屋に入る。トイレにピースボートのポスターが貼ってあった。「198万円」になっていて物価高なのか円安なのかその両方なのかを思った。いい加減な気持ちで注文を許可したモツ鍋が美味しくて意外な喜びがあった。表参道まで歩いて駅前ですこし飲んでから電車に乗る。下北沢で解散した。翌朝が早いので早めに寝る。


2026/03/22 昨日 29153
8時過ぎに家を出て狛江に行く。バスケの練習のためだ。3Pシュートを中心に身体を動かす。ハードには動いていなかったがけっこうな汗をかいた。
一旦帰宅してご飯を食べ、身体を休める。大相撲の千秋楽を見る。あおにしきが豊昇龍に負けて負け越しになった。高円寺に出かけてこの日2回目のバスケ。うすうす予感していた通り、脚の疲労で身体が思うように動かずフラストレーションが溜まる回になった。本当のところはハードなDFに手も足も出なかったかたちだが、それを言うと悔しいので態度にも出さず押し隠した。本当は悔しい。負けてもいいから勝負に行くべきだと思うのだが疲れでそれもできないのでとにかくジリ貧だった。ブザービーターでスリーが決まったのが救いといえば救いだ。あとは車で送ってくれるときに、川崎出身のさわやかな人と会話できたことが嬉しかった。嬉しさが余ってよけいなことを口走ったのが悔やまれる。「野球が嫌いです、面白くないし」という内容だ。相手が子供には野球をさせたくないと言っていた流れだったからそれ自体はいいんだが、こういうとき何が面白くないのかをはっきり言わないとただの不平家になってしまう。彼は格好良い人なので、とくにそういうふうに思われたくない相手だ。カーステレオで上出遼平の未解決事件についてのYoutubeを見ているということだったのでどんなのか見てみようと思った。


2026/03/23 今日 6801
朝から出社。三連休明けの嫌なときにこそこっちから向かっていく姿勢を見せるのがメンタルに効果的という経験則からだ。結果、功を奏した。午後から在宅に切り替えることでこの日はこれで終了という疑似的な体験を生み出すことができた。ここまでくれば「嘘から出た真」はすぐそこだ。豚とんで小らーめんを食べる。上出遼平関係のインタビュー動画をいくつか見る。なんだこの羨ましいやつは……という感じで”いけ好かない”評価だったが、拠点をNYに移しているというくだりで完全に閾値を超えた。絶対に許さない。本格的に羨ましい。健康チャンネルでニューヨーク・マンハッタン南端の朝散歩動画があったので再生。2年前のNY旅行を懐かしく思い出すよすがにする。泊まったホテルの近くで、実際に歩いた道が散歩コースになっていたので嬉しくなった。バーチャル退勤後、スタバに行って小説を進める。久しぶりに溜まっていた分の日記を書く。あれを書こうと思ったことがあったのだがその内容が思い出せない。たしか出来事ではなく気持ちのことだったから惜しい。取り返せないし。

20260317

日記735

通い慣れた広い道

2026/03/14 一昨昨日 8265
午前中に映画『トレインドリームス』を見た。一人称映画というのはドキュメンタリーではなく劇映画でしかありえない形式だということを思った。ドキュメンタリ映画については好きでも嫌いでもないが一人称映画は明確に好みだ。夕方から九段下に向かう。GEZANのライブを見に行った。まあまあの出来だったが新代田FEVERのほうがよかったと思う。全国をツアーで回ってきたらしいが、それぞれのライブハウスのほうがエナジーが伝わったのではないかと思う。あとはキャッチコピーの「お前らの退屈をぶちこわす」というのも素直に受け付けられない。素直には受け付けられないのではなく、ただ素直に、受け付けられない。なぜなら私は一切退屈していないからだ。他にもところどころ自分とは感覚が違うなと思うところがあるのだが(死生観とか)、それでも言うべきことを言っている感はバシバシ伝わってきて、自分も自分の道を遠慮なしに行かないと駄目だなという再確認になった。「最後の一曲です」という言葉を真に受けて、アンコールは聞かずに出てきた。早稲田のサイゼリヤに行って閉店時間まで飲食して帰る。


2026/03/15 一昨日 23183
午前中は家で『すばらしき世界』を見る。役所広司を見て学ぼうという意図で再生するのだが、つい気を抜くとすぐ三上にしか見えなくなる。本当に役所広司はすごい。部分部分を見るとその役でしかなくなるのに、全体で見るとはっきりと役所広司だ。このアンビバレンスな在り方をもっと研究したい。
フルート練習にカラオケに行っていた家人が帰宅。昼食に絶望スパゲティを食べに行く。そのまま梅ヶ丘の羽根木公園に行って公園のベンチに座る。子どもたちや子連れや犬や犬連れを見る。新しくなった梅ヶ丘図書館で本を借りて帰る。大相撲を見てからバスケで高円寺に出かける。このチームはとにかくバスケが好きという気持ちが他のチームより目立って強いからやっていてとくに楽しい。同じぐらいの身長の選手(でかい・うまい・はやい)にボコボコにされたが次は負けないぞ。


2026/03/16 昨日 9088
午前出社。午後在宅。行き帰りの電車内で昨日のバスケの動画を見る。大相撲を見る。途中20分ぐらいニーチェアのロッキングチェアでうたた寝。スタバに行って小説を進める。ミカンの入口で酒を飲み、吉野家で唐揚げ定食を食べて帰る。


2026/03/17 今日 6031
午前出社。午後在宅。豚とんで小ラーメンを食べる。行き帰りの電車内で『失われた時を求めて』を読む。大相撲を見る。打ち合わせに参加して議事録を書いてから退勤。この日はめずらしく家で作業。小説を書いてから日記を書いて仕事終わりの家人とトリキに出かける。

20260313

日記734

川音

2026/03/12 昨日 20530
午前在宅。仕事を進めつつ家事もこなす。バスケの用意を持って午後から出社。15時にオフィスに着く。中学校のバスケリングが壊れているとかで修理が終われば開催されるという話だっだのだが、首尾よく修理は完了したということでバスケ開催が決まって良かった。定例のミーティングに参加して、同僚と仕事の進め方について確認して、質問について返すべき回答を想定して定時で引き上げる。山手線で高田馬場まで、西武新宿線で中井まで。そこからバスケの会場になる中学まで歩く。年始頃に友人Bと歩いたコースそのままの道があり、こんなところに中学校があるんだと思った場所がバスケの会場だった。一度チラ見したものが、あとになってその詳細を明らかにするのは面白いものだ。この日のバスケは一生懸命走る楽しさがあってすごく疲れるけどすごく楽しいバスケだった。近距離でのシュートを外しまくったのが気になるといえば気になるところだったが、成功数の積算もそれなりで得点数が多かったことに免じて許してやろうという気になった。こういうこともあるのでプレー動画を撮るのは良いことだ。思い出にもなるし、しようと思えば研究もできる。バスケを録画しようという気がない人のことがわからない。すこし前の自分だが、思い返すと、わざわざ三脚を持っていったり、画角を決めたり録画ボタンを押したりするのが億劫だったというだけのことだ。自分が持てるプレータイムにはもう現実的な限りがあるということを理解しはじめた今となっては録画なしで済ませるのがどうしてももったいない。
バスケ終わり、東中野駅まで歩くために氷結無糖レモン500を買ってしまう。活気のある商店街も楽しいし、新宿駅の豊富な交通も楽しい。バスケも合わせると楽しい楽しい楽しいでこれが日常に組み込まれていることの強さを思うと手放しがたいという気持ちになった。


2026/03/13 今日 5013
午前在宅。後回しにしていた重めの2件が同じタイミングで襲いかかってきた。とはいえ昼からは作業立ち合いの用事もあるし、なんでもかんでも対応はできへんよと開き直って、低い精度の回答を作ってとりあえず出したり、立ち会ったり、お世話になってますとか言ったりした。
その後同僚からの質問などもあって30分の残業になる。この人が動いてくれるから助かっている部分が多くあったのでこの人が抜けた後のことが思いやられる。頑張れないし頑張る気もない。もう何も引き受けません、知らんがなという練習をしておこう。
帰宅して荷物をおく。すこしゆっくりしてからスタバに行く。小説の進捗はあったが、書きやすい内容を書いているという意識がある。書けるものしか書けないのはその通りなのだが、ちょっとは”書けてしまった”という特殊な作用も期待したい。その点からはすこし心配になる進捗だ。家人がフルートの練習を終え、22時半に下北に着くということなので飲みに行くことにする。

20260311

日記733

横スクランブル

2026/03/10 昨日 9569
日記書き終わりちょうどのタイミングで家人が来たのでそのままトリキに行く。乾杯でビール、2杯目に金麦を注文し、たれ貴族焼きモモ・ムネ、唐揚げを注文。2400円弱の会計。イオンで弁当と酒、明日の食材を買って帰る。ノーノーガールズの9話を見て寝る。appleのCMをよく見てしまったせいで結果のネタバレを食らっているのでデッドオアライブのヒリヒリがなくなってしまっている。あとはHANAにならなかったメンバーのために申し訳ない気持ちになる。


2026/03/11 今日 6739
朝から出社。対面でのコミュニケーションでQA対応をする。これが発生すると見込んでの動きだったので我ながら先を読んで動けている。昼からは在宅にする。午後のミーティングはウェブ参加で問題ないという読みからだったが、これもドンピシャリで当たった。大相撲を見ながら雑用をこなし、藤ノ川が躍動する結びを見届けてからスタバに行く。小説を進捗させてから日記を書く。20時すぎにスタバを出て駅前で飲酒する。出勤時の電車内で景色が流れるのをぼーっと見ながら、この視覚受容も一時的なものにすぎず、いつか感覚停止したらその後はもう二度と見られないのかということを思って、気分が落ち込んだ。心底最低すぎる出来事だ。

20260310

日記732

遠ざかる夢

2026/03/09 昨日 9601
ホテルで日記を書き終えたあと飲酒を始める。駅前の飲食店に行こうと思っていたが、考えをあらためてコンビニに行く。夜の散歩がてらもう1店舗の遠くのファミリーマートまで歩くことにしたら、さらに先にすき家・ガスト・魚民の看板が見えた。消去法ですき家に入る。旅で気が大きくなっていて、普段は注文しない牛丼(特盛り)を注文する。帰りに酒を追加してホテルに戻る。夜の鵜方は何の臭いかはっきりわからないが臭かった(たぶん川のにおい?)。ネトフリで映画『歌うたい』を見る。寝る準備をしてから今見ないでもいいお笑いの動画を見ながら寝る。ベーキングの池田・おしみんまる事件回。今見ないでも全然いいが、芸人たちの”粋(いき)”を見られて満足感があった。


2026/03/10 今日 6286
AMで仕事の用事を切り上げる。午後を全部使って帰路につく。超高速移動を含む移動だがやはり高揚はなかった。ただ近鉄特急が名古屋に到着したときに聞こえてきたおばあちゃんと孫との会話の断片が聞こえてきて、おばあちゃんがしきりに「大丈夫やから、大丈夫」と繰り返して、孫が言葉少なに「うん」と応えていたのが、何のことかはっきりとはわからないながら心臓を打ってきた。あとは新幹線で東京駅に到着し、駅構内を突っ切って中央線に乗り換えるとき、自分はやはり東京が好きなのだと実感をもって感じられた。旅の良さは、旅行先がどうこうということ以外にも、現在の拠点をどう捉えているかについてあらためてはっきりさせられるというところにあるのだと思った。大相撲春場所が始まっていることに気がついてあわててハイライト動画を見る。見ているうちに17時半に家に到着。テレビをつけて結びまで見る。大の里がまさかの3連敗でおどろいた。スタバに行って小説の新たな断片を書き進める。これも使うかどうかについて別途判断が必要になる内容だが、もし切る判断をするにしても立派な進捗だと思っている。日記を書いてからスタバを出る。これから家人とご飯を食べに行く。合流する前に外で氷結を飲むつもり。

20260309

日記731

あ然

2026/03/08 昨日 20378
スタバを出たあと豚とんで小らーめんを食べてから初台に向かう。目当ての展示は、予想に反して人ばっかり多く内容が乏しかった。コンセプトは面白いのだが、インタラクティブから得られるフィードバックが物足りない。あまりインタラクティブとか言わないほうがいいのではないかと思った。期待度が上がってしまうだけでもはやそんなに引きもないんだろうし。こっちから迎えに行こうにも数・量ともに少ないから圧倒される感じがない。そういう意味でTHE・日本の展示という感じだった。笑っちゃうところまでいかない。3つあるなかでは複数のカメラを使ってリアルタイムと過去の映像を混ぜて複眼的に出力する作品『欲望のコード』がもっとも面白かった。でも3つは少ない。残り2,3は予約が必要で体験できなかった。無響室には一度入ったことがあるが、そのときは音楽を鳴らされた。本当は音楽なしで体験したかったので今回のに参加したかった。
初台からつつじヶ丘まで移動する。そこからバスに乗り換えて調布総合体育館へ。18時から20時45分までといつもより1時間長いプレータイムだった。ゆるくて好き放題できることのよさがこのバスケの集まりにはある。それでもドライブを仕掛けないしスリーも失敗した1本だけしか狙わないし、フォローのためにコートを走ったり、リバウンドで貢献しようとしたり、自分にできるプレーに終止していた。もっとマインドを勝手気ままにチューニングしないと、これでは「楽しい」のにも限界がある。わりといつもいるハンドリングもポジション取りもプレー選択の早さ・正答率も段違いのプレーヤーといっしょにプレーできるのは楽しい。あとこの日は上手い女子ふたり組がいた。ふたりともバスケが似合うチャーミングさを具備しているうえに動作が美しい。走る速さも速く、あまりのスピードに思わず笑うなどして愉快だった。終わってからは西原というバス停まで歩き、バスで調布駅まで。京王線の特急に乗って明大前乗り換え、下北沢まで。直前に走り去った吉祥寺行きのバスを逃したのが痛かった。ローソンで200円引きで買ったデミハンバーグ弁当を食べる。翌朝が早いのですぐシャワーを浴びてすぐ寝るよう努める。有明のタワマンで遊んできたという家人が帰って来るも寝るのに忙しく構いつけず。


2026/03/09 今日 5400
6時40分に家を出る必要があるのになぜか挑戦しようという気になり、ぎりぎりまで寝ようと6時25分にアラームをセットした。結果、準備には最低20分かかるということを知った。残りの5分を挽回するために家から下北沢の駅まで走る。二日連続バスケの足疲労に鞭打つかたちになってしまったが、乗るべき電車には間に合った。井の頭線、山手線、新幹線、近鉄線と乗り継いで鵜方駅まで行く。移動距離・時間ともに立派な旅だ。それなのにあって然るべき気持ちの高揚がない。いつの間にか新幹線に乗り慣れたのか、伊勢志摩がまったく初めて行く場所ではないからか、理由を考えようとするのだがどれもそれらしくない。考えているうちに「ここにいる」という感覚がうすいからだということになんとなく思い至った。昔はもっとここにいるという感覚が強かった。いつもいる場所にもそこから抜け出せない気がして縛られているという感じがあったし、その反動で、日常とはちがう場所に行くと解放感から自動的に高揚したものだった。今はいつでもどこにでも行ける気がしている代わりに、いつどこに行っても感動がないどころか感想もない。来たんだからここにいる、そりゃそうだよなと思うだけだ。ここにいるということは考えてみると異常なことなんだが、それにしかるべき異常さを感じ取れていない。当たり前のようにしてここにいることの恐ろしさとつまらなさを思うと、もっと揺さぶってやりたいとも思うのだが、そうすること自体が何か、どこかに見せるためのポーズのようで作為的な営みに感じられる。作為的だろうがなんだろうが、恐怖や退屈に立ち向かうためにそれが必要なのだったら強いてでも敢えてでもとにかくそれをやれというだけのはずなんだが。それならそれでべつにいいじゃん、と。もう敵の力量を過大に見積もるつもりはないよとえらそうなことを抜かしやがる。そうすると一旦は口をもごつかせつつ、中年らしく「だったらいいけど?」とも思う。肩に力が入っていない。それは良くなったことに数えられるだろう。しかし困ったことには、もう結構どこにも力が入らない。眉根も寄らず、それが困ったことだと感じるセンサーもぶっ壊れている様子だ。
タクシーで場所に行き、ただそこに居るだけの用事と大小合わせて都合4回の用便を済ませて、タクシーで駅前まで帰る。駅前のホテルにチェックインし、荷物を置いて夕飯を食べに店に入ろうかと思ったが、このまま酒を入れると何もしないで一日終わることになるので、コンビニで氷結無糖塩グレープフルーツとコーヒーと水とスイーツを買ってホテルに戻る。部屋で日記を書く。小説はエディタを開くだけ開いて進捗はなかった。
なんか最近「楽しい」とか「楽しむ」とか言い過ぎている気がする。大学の頃、深夜の鴨川を歩きくだりながら友人が「楽しいなあ」を乱発するのを冷ややかに見ていたのに、いつの間にか自分が同じことをしている、ということを多分また書いている。当時の自分曰く、本当に楽しいときには楽しいとは言わないし、楽しいとも思わない。それは真実だったが、びっくりするぐらいあっという間に過ぎ去っていってしまった。あれらの出来事は全部、遠くになって、今振り返ってももう現実感がない。あのとき友人は楽しいということが真率であってくれるようにと祈るように口にしていたのだと思うが、自分はこの瞬間を引き止めたくて祈るような気持ちで口にしているところがある。どちらも馬鹿馬鹿しいことだ。馬鹿馬鹿しいうえにちょっとかわいそうという、一番閉口するラインだ。過去を訪ねられるものなら訪ねたい。

20260308

日記730

行く春

2026/03/06 一昨日 7071
映画『Wicked』を見る。主役と端役との扱いの違いについて、いかにも自然に差をつける演出方法で、「善の中にも悪があり、悪の中にも善がある。そしてそれらは良いことでもあるし悪いことでもある」というようなすこし込み入ったメッセージをわかりやすく提示するのは、何事にも第一歩目があるという原則に立てば十分に擁護可能だ。しかし、見る側でそういう擁護を一切せずとも自立する作品かと言われると決してそうではない。そもそもミュージカルというのは音楽に勢いを借りて、過剰に感情を表現するところに面白さがあるもので、通常の劇作とくらべても集中を欠く客相手の配慮をして見やすくしているものだから、ミュージカルと知って見に行きつつ「幼稚だった」などというのはナンセンスかつ無粋ということになるだろう。だからといって、それに笠を着た幼稚な視聴者が「今年一番面白かった」というような感想を言うのはさすがに許容しがたい臭気をともなう。だから「感動したし面白かった」ぐらいが妥当なコメントだと思う。それ以上のコメントが必要な作品とも思われない。気晴らしとしてはそれで十分なはずだ。
それにしてもこの日の家人に対する怒りは、自分の正当性を疑わないもので(じつは今もそれを疑っていないが)、なおかつその正当性を根拠に怒りを発してもかまわないと判断している点で、かなり大幅にオーバーラインした甘えがあった。こういう情けない事態は減らしていきたいと思っている。この日書いた日記も自分にとって恥だが、今後の戒めとするためしばらくはそのまま公開しておく。自分のよく知っている人に対して怒ってもいい場面などない。「もう知らない」とき以外。
セブンでそれぞれ酒とカップ麺を買って帰り、飲食して寝る。


2026/03/07 昨日 19461
8時半頃に起きて朝はゆっくりする。10時半頃に出かける。下北の新八食堂で朝食。汚い店内と小さいサバの切り身、納豆と卵と切り干し大根の小鉢が各30円で付いてくるのを差し引いても、これに800円強使うのはもうやりたくない。お得さに釣られてみすぼらしい朝食を選んだ気分になった。結局800円強使っているし。
バスケの大会で千住方面に行く。町家からさくらトラムに乗って三ノ輪のひとつ手前の駅で降りる。きれいな施設で、バスケのあとシャワーも使えて良かった。しかし肝心の試合では初戦圧勝、次戦惜敗となんとも悔しい結果になった。勝負が賭かった場面で心から「自分にボールをくれ」と思えるようになりたい。今はそう思おうとしてそう思っているような余分な距離を感じる。最短で刺せ。とはいえこの日はシュートを外していたし、フリースローも1/2だったし、この頃シュートが安定していないから、それでボールを要求するのは難しいか。ノリノリになってプレーする感覚を勝負どころで引き出せるように鍛えていきたい。ある程度の強度の試合中でも、万能感とは行かないまでも千能感ぐらいは出してやっていきたい。空気を読まずに調子に乗れ。
バスケ終わりに家人に北千住まで来てもらって飲みに行くことにする。ホビーオフのほうまで千住宿の通りを歩いて、途中見つけたサイゼリヤに入る。ビールで乾杯し、ドルチェをふたりで四品とるなど当時では考えられないような豪遊をして、ひとり2000円すこし。
風が強く寒さがきたのでそのまま帰る。帰って『ホワイトノイズ』を見る。死の恐怖がテーマになっている映画で、なぞの既視感があった。最初は『ドント・ルック・アップ』を見たからだと思っていたが、スーパーのシーンを見ていてそうではないことに気づいた。この映画は渋谷の映画館(パルコのシネクイント)で見たんだった。3年から4年前に見た映画を、一度見たことに気づかずかなりの分数見ていたことに恐怖を覚えた。内容については当時とはちがう見解を得て、この映画の評価がすこし上がった。その見解は、3発目の弾によって主人公は即死、そのあとの映像はすべて死の直前に描いた主人公の夢、というものだ。死を殺しに行って死に殺されるという結末はチャチなものではあるが、それをある程度は巧妙に隠蔽しようとしたとしたら、その程度の巧妙さも含めてわるくないのではないかと思った。それに「死に対してどうやって抵抗するのか」という部分について、アメリカ映画的な回答をアメリカ映画を制作することで提示するというのは、そういうことをする作者の”意図”が掴みやすくて良いと思った。バームバックは(そしてアダム・ドライバーは)、明らかに、死に抵抗しようとしている。恐怖の覚え方については「自分と同じ」だとは思えないが、対処の仕方についてはかなりの部分で共感できる。
買ってきた酒の残りを飲んで、サッポロ一番塩らーめんを食べて、寝る準備をして、22時半には寝る。


2026/03/08 今日
9時間以上寝た。起きてから洗濯物を洗い、干し、朝ご飯を食べる。12時にスタバに来て小説に使うかどうか決めていない部分の文章をすこしだけ付け足し、日記を書く。「知覚の大霊廟をめざして」というインスタレーションを見に行くことにする。見に行こう行こうと思っていたらいつの間にか最終日になってしまっていた。いつでも見に行けるぐらい近くでやっていると、いつまでも見に行かないから結果的に遠いということになる。遠くの「知覚の大霊廟をめざして」をめがけて、といったところだ。それを見たあとには調布までバスケに行く予定。

20260306

日記729

見えない流れ

2026/03/05 昨日 23623
午前在宅。午後から出社しようと高輪ゲートウェイまで移動したら、ロビーでいつものリュックに入館カードを入れたままにして、バスケの用意を含むボストンバックに移し忘れていたことに気づく。出るべき定例打ち合わせまで間があったのでもう一度在宅に戻す。セブンで昼ご飯を買って帰る。定時退勤しバスケに出かける。この日は東中野の体育館だったのだがバスケゴールが片側壊れているとかでハーフコートor小さいコートでのバスケになる。たっぷり2時間半あったのでいつも通り疲れた。駅まで20分弱歩く距離だったので帰りに氷結を飲みながら歩く。帰宅してさらに飲酒しつつ晩御飯。No No Girlsを見る。


2026/03/06 今日 4999
一日在宅。途中まいばすけっとまで焼きそばを買いに行き、焼きそばを作って食べる。翌週出張になるのでその準備やなんやをする。一張羅を着てスタバにいく。小説(に使うか分からないが要素になるかもしれない断片)を書き進めてから日記を書く。Wickedを見に日比谷に出かける。半ば予想通り家人が遅刻。連絡がついたかと思ったら向こうが提示してきた時間の30分遅れで集合時間を言ってきてイラついた。言い訳なのには間違いないが適当な嘘で誤魔化そうとしているのも、何度も何度も時間を遅れてまったく懲りないのも腹が立つ。

20260304

日記728

光る路

2026/03/03 昨日 3561
スタバを出てから氷結グレープフルーツを買って雨宿りがてら駅前で飲む。家人にケーキと、自分に晩御飯を買って帰る。ダイエーが店名をイオンフードスタイルに変更したとかいう話だった。ノーノーガールズの7話を見る。オーディション・選考というものにノーを突き付けられ、それでも向き合い立ち上がろうとするやつらを見ているとつい「合格です!」と無責任なことを叫びたくなる。4次審査に臨むちゃんみなの苦悩を思うと吐きそうになった。


2026/03/04 今日 6673
午前在宅。仕事の振り方が下手なやつは何をやっても駄目。しかもそういうやつに限って自分のミスを棚上げにして他責他責で渡っていこうとする。ビジネスに疎い自分でもそれが明らかな泥舟だということぐらいはわかる。こちらからできることといえばそいつとは最低限の接触に抑えることしかない。雨が上がったので洗濯機を回し洗濯物を干す。午後から渋谷での用事に出かける。用事を済ませて帰りに豚とんで小らーめんを食べる。刃牙道を見る。本部以蔵が出てきた。いつの間にか彼のロジックに期待させられているから運び方がうまいのだと思う。
たのまれて放置していた用事をさすがにやってあげないとと思って一時間ぐらいの残業になる。丁寧に頼んでくれる人の依頼を放置しているとさすがに気が咎める。
一張羅を着てスタバに行く。小説を書こうとするが睡魔に襲われる。どうしようもないから『八月の光』を読むのに切り替えるがそれでも眠気が取れず、こういうときにそうするしかないことをする。結局座ったまま30分ぐらい寝た。起きたら頭がスッキリしていたので書くべきことを考え、その内容を思い出す。小説に進捗があったのでよかった。糸口を掴む、内容を膨らませる、構成を考える、これらはそれぞれ違う頭でやることなのだが、しばらくは”糸口を掴む”が必要になることの多いフェーズだと思っている。それで出来事を思い出そうとするのが多くなる。結局記憶だ。小説の進捗があったのでこの日も氷結が解禁される。しばらくはバスケか、小説→飲酒のコースか、平日はそのどちらかに淫していたい。

20260303

日記727

待つ

2026/03/01 一昨日 23313
スタバを13時半すぎに出て吉祥寺に移動する。吉祥寺ですた丼を食べる。すた丼の下北沢店は目に見えて質が下がっていて行くに行けないので良い機会だった。PARCOの音楽ショップで家人と合流。試奏で電子ドラムを叩いてみる。ドチタチドドタチしてハイハット、スネア、バスドラの音色に感動した。東急に移動してスタバのモバイルオーダーでワンモアコーヒーを注文する。地獄のような行列ができていて注文から20分待った。屋上の太陽の広場で、友人Nとその娘と合流。子供がたくさんいて良い場所だった。1歳未満は最年少の部類。私の身なり風体が恐ろしいのか、たびたびハイハイをして芝生の外に出たがった。友人が一計を案じ、白いせんべいの餌付けなどをさせてくれたこともあり、途中から慣れてきて恐くなくなったようだったが、嫌いではあるという大人顔負けのスタンスをとられた。日が傾き始めたタイミングでボードゲームショップに移動する。ヨドバシにも行ったが友人が目当てにしていたゲームは見つからず。荷物を持って歩き回るのに疲れた。公園の入口まで行って日没後の雰囲気をすこしだけ楽しむ。娘は暗くなるとすぐグズり始め、父に寝る態勢をとらせてもらったら15秒も経たずに寝た。吉祥寺から高円寺に移動。10分はやく着いたので余った時間で芥川賞の受賞者コメントと本文最初の2,3行を読む。丑男が漱石の「牛のように図々しく」からペンネームを取っていてフォークナーが好きだというのが印象に残った。方向性がそっちだから当たり前だが同じところを見ている。嬉しいというよりもすこし鼻白んだ。一方、バスケはかなり白熱した。いろいろなところに顔を出しているが、ここが一番バスケ熱があり、バスケ好きの雰囲気が強く出ていて自分好みだ。最後の試合でつりそうになったのをぎりぎり回避できた。例によってめちゃくちゃくたびれたが、川崎住みで車で来ているメンバーの人が世田谷代田まで送ってくれて超ラクチンだった。ありがたい。この人とこの日同乗した人は年も近くてバスケが好きでしょうがないという感じで、コートの内外で雰囲気が良いし、チームのために動くのが自然になっていて、とくに尊敬できるプレーヤーだ。尊敬できるプレーヤーといっしょにプレーできるのはバスケの楽しみのひとつでもあるから、やはりありがたい。ローソンで200円引きになったデミバーグ弁当を買って帰って食べる。


2026/03/02 昨日 18783
朝から出社する。山手線で前日のバスケプレーハイライト動画を見ていたら夢中になって田町まで乗り過ごしてしまった。慌てず騒がず一駅戻る。上のオフィスまで行ってからPCを開くと遅刻になりそうだったのでロビーでログインしてそのままそこで朝礼参加まで済ませた。なんだかわからないがとくに気分が塞ぐ日で、重りをもって歩いているようにどんよりしていた。昼すぎから在宅勤務にするも全然快方に向かわず。気晴らしをしようと狛江のバスケを予約する。二日連続バスケになるのであまり良い考えではないが、それを止めることも難しかった。結局バスケに行ってもその暗さはとれず、足の疲労で動きも制限されるし、俺はなんでここにいるんだろう? という身も蓋もない無駄な疑問に苛まれたりした。しかし汗をたくさんかいて、狛江湯の温冷交代浴でそれを流したことで、いくぶん気分がすっきりした。そのおかげでほんのすこしの寝不足が祟っているのではないか? と正解に近いところにたどり着けたので、帰って家人に作ってもらったひき肉となすの炒めを食べてできるだけ早く寝る。睡眠時間確保のため、翌日午前を在宅勤務に決める。
小説を書こうとすると、気分が落ちるところに自分から近づかないといけなくなる。そうすると、なんで小説なんか書こうとしているんだ馬鹿馬鹿しいという気分にもなる。何度も行って慣れるしかないんだろうが、やはり本質にはちがいない。なんで小説なんか書こうとしているんだ。


2026/03/03 今日 1967
必要よりすこしだけ長く手を触れ合わせることでお互いの好意に気づくというハッピーな夢を見た。睡眠時間短い仮説は当たっていたようで、8時間の睡眠のおかげで、謎の気分の落ち込みから見事回復を遂げる。一日在宅勤務。ある程度仕事をこなし、すこしだけ『八月の光』を読み進める。前日、バスケに行く途中でkindleを開いて歩きながら読んでいたら、ジョーが「嫌だ」という場面で母親の漕ぐ自転車に乗った男の子が「嫌だ」と言っていてその符号がおかしかった。母親の優しい声音の「目薬がんばろうね」に対してすこし考えたのか一瞬の間のあと「嫌だ」と回答していた。母親が「いやだ、か」とウケていたようだったのもよかった。八月の光は陰鬱な場面もわざとのように明晰で、暗い気持ちになるが暗い気分にはならない。こういうことを言うと気持ちと気分がどう違うのか説明するべきなのかもしれないがそんなことはしない。バスケの動画を見る。刃牙道を見る。フィジカルの優位があるんだからもっと格闘以外の面白そうなスポーツをやってみたらいいのにと思った。定時退勤してスタバに行く。これまでの日記を書いてから小説(日記を助走にする)という順序をあらため、小説を書いてから(書けなかった場合でも書こうとしてから)日記を書くという順序にする。この順が正しいという気がする。実際そのおかげですこし進捗があった。

20260301

日記726

ずっまよ(ずっと迷っていきましょうや)

2026/02/28 昨日 17934
家人と遅めのランチでハヌリという韓国料理屋に入る。チーズタッカルビ丼プレートを注文する。焼き石のどんぶりにたっぷりチーズと赤いソースの入ったボリューム満点のチーズタッカルビで、4品の小鉢にサラダバーも付いて、つい残してしまうほどの満腹を提供してくれた。ひとりで入っても満足感があるだろうが、2,3人で入ってわいわい言いながら食べるのが良さそうな韓国のお店という感じだった。満足感が高かったのでまた行きたい。お腹いっぱいになったので腹ごなしに歩いて帰宅。途中ボーナストラックでやっていた卒業制作展示をのぞく。「始点・終点・始展」という好みの展示名だった。のっけから渋谷での展示の紹介と人狼×謎解きのオリジナル?ゲームの紹介があっていろいろと興味を惹かれた。家でアニメ呪術廻戦の日車本格登場回を見る。全体にとてもよかったが、とくに舞台照明は劇的で、タイムリーに感じ入ることができた。日車が初めて呪術をつかう法廷のシーンでいちはやく”ヤバ”さを察知しそろっと捌けようとする助手の動きが面白かった。タリーズ時代の友人が急遽東京にくることになり、飲もうという話がもちあがった。集合場所に原宿を指定していたのだがおみやげの赤福をホテルに忘れたとかで取りに帰ることになったので、柔軟に、集合場所を日比谷に変更する。ミッドタウン前で合流し、高架下をきっちり二周したあと、元祖赤ちょうちん系の古典的な焼き鳥屋に入る。生中が650円したが、せこいサイズのジョッキではなくドイツ人が好みそうなしっかりした形のジョッキだったので、意外と割安かもしれないということを思った。諸般の都合(タッカルビ)により満腹感がとれず、焼き鳥にもほとんど手を付けなかったが、ひとくち食べて質の良い焼き鳥だということがわかった。近況話のなかに2024年のNY行きがあり、写真を見てもらう。友人はアメリカ行きが夢だということでとくに西海岸に行きたいと言っていた。そのほか結婚生活の話などをする。友人にはライブ終わりの妹を回収するというミッションがあったので飲みをそこそこに切り上げて九段下まで移動する。ローソンでカフェラテともちぷよを奢ってもらい、ライブ真っ最中の武道館に移動する。ライブの盛り上がりの音が外まで漏れてきた。終演後、大量の人が吐き出されてきて、その中に友人の妹もいて無事合流。彼女も他の聴衆たちもライブの興奮が冷めやらない様子で、これだけの数にブロードキャストで熱狂を届けるミュージシャンというのはすごいものだと、前世紀的な感想をいだいた。足が疲れたということだったので九段下で解散し、家に帰る。ぼーっとしていて表参道で降りそこねたので渋谷経由で帰る。氷結無糖レモンロング缶を飲みながら帰宅。セブンで買った関西風肉うどんを食べてからもう一度呪術廻戦のアニメをヘッドフォン装着のうえ見る。その後フィギュアスケートがすごいということだったのでyoutubeで見てから寝る。見たかったアリサ・リウの演技は動画にたどり着けず見れずじまいになった。


2026/03/01 今日 3077
8時半すぎに起きる。映画の日なので映画でも見に行こうかと思ったが、気晴らしの映画鑑賞よりも自分の小説だと考え直し、スタバに入る。前日、友人にも小説を書こうとしていることを話すなどして自分にも発破をかけていたのが効いた。周囲に言っていくのが自分の行動を制限する意味でも効果的だ。しかも誰にでも話せる話ではないから、こうやって親しい友人相手に言っていくのがよい。小説執筆用のアイウェアを装着して2時間ぐらいうんうん唸る。すこしだけ進捗した。日記を書いてからスタバを出て吉祥寺に行くことにする。友人Nとその娘に会うためだ。その後、高円寺に行きバスケに参加する予定。ということで13時半にスタバを出る。どこで昼ご飯を食べようか。下北沢か吉祥寺か。

日記746

パターン周回 2026/04/13 昨日 18603 バスケ後の代謝で電車内でも汗をかきながら帰宅。ご飯を食べてから家人がデザートを買いに出かけたいというので付き添う。酒を飲まずにショートバージョンの夜の散歩になった。コンビニだけで済ませるつもりだったがせ...