20260608

日記767

水芭蕉の花が咲いている


2026/06/04 五日前 21101
新宿の三角広場まで生活の楽しみ展を見に行く。MOTHER2のグッズやサンパチマイクのコーナー、毎日更新壁漫画など目を引くものはたくさんあったが、目的としていたプレゼント探しは良いものが見つからず。家人と合流する前に見て回っているときに糸井重里を見た。筋肉質というのではないが予想年齢から想像するよりもかなり姿勢がよかったのが印象的だった。
急遽バスケに行くことに予定変更して、家人に持ってきてもらったバスケの用意を持って中井に移動する。都営大江戸線の都庁前駅が近かったので時間ぴったりに着くことができた。脚の疲れは想定していた通りだったが想定していた以上ではなかったのでまあなんとかなった。ぜえぜえはあはあ言うぐらい走り回って楽しかった。新宿で用事を済ませた家人と再合流し、最寄りでアルを買って飲んで帰る。家人はノンアルを買っていた。


2026/06/05 四日前 8717
午前在宅勤務。午後から出社する。定時すこし過ぎまで働いてからニューマン高輪で手土産の買い物をする。帰宅後、家人がご飯を作るというので作ってもらった料理を食べる。翌朝旅行で出発が早いのと3日家を空けるのに料理もないだろうと思ったのだが、ささみと大葉の餃子皮チーズ焼きは美味しかった。早めに寝ようと心がけて結局24時就寝になった。


2026/06/06 一昨昨日 15324
バスタ新宿を7時5分発のバスに乗り込んで一路高山へ。土曜日の渋滞ということで都合1時間押した。PrimeVideoでNBAファイナルを見ようとするもトンネルを通るたびに電波が途切れてあまりきちんと観戦できなかった。結果はニックスが2勝目をあげた。到着するやいなや迎えに来てくれていた家人の友人夫妻(と赤子)の車に乗り込み、白川郷へ移動した。夫同士は初対面になるのだが、向こうの夫が世慣れた趣味人風の人でなおかつわかりやすく人当たりがよかったので、尋問のような会話や全き沈黙にならずに済んだ。女同士は自分たちのペースで生後4か月の赤子関連の話をしていた。ところどころ耳を引く話がさしはさまれ、とくに赤子登場場面の話は強烈で、前方の席をよいタイミングで巻き込んでの会話シーンになった。
白川郷では若干の暑気はあるものの充分許容範囲で全体としてとてもよい散策になった。高所恐怖のため吊り橋を渡ることはできないと宣言した女がいたが、実際に吊り橋の近くまできたところ、これなら行けそうと挑戦心を起こしていた。結局は途中で吊り橋が揺れ、やっぱ無理となって引き返していた。渡れる人たちだけで渡ろうとなって渡っていって、渡った先にはとくに何もなかったのでそのまま引き返してきた。ただ待っているというのがきまり悪かったのかわりと先の方まで歩き進んでいたようで、引き返してきたところを合流した。着眼点というか視線を向ける先がややユニークなのか、タイミングというかリズムが特異なのかわからないが、「東京は住む場所ではない」、「東京には居るだけで具合悪くなる」という比較的よくある意見の根拠とする「こんな場面に遭遇した」という具体例が面白かった。いわく、「女の人同士が怒号の浴びせあいレベルの罵り合いをしていた」「おじいさんが借金取りに泣きながら電話していた」という、どちらも聞いたことはあっても見たことはない場面で、もしかすると自分はそういうものには無意識にフィルターをかけて目に入っても見えていない状態を作っているのではないかと思わされた。言うまでもなく東京で暮らすにあたっては自分のフィルターのほうが適していて、見ているだけでくらうような場面に出くわしてしまうのは東京生活に向いていないと思うが、何かを書いたり、見たものについて話したりするためには向こうの視線のほうが合っているのではないかということも思った。
ホテルまで送り届けてもらい、チェックインして荷物を置いてから高山の街に繰り出す。川の前で思い思いの時を過ごす人たちの様子を見ながらビールを飲んだ。鴨川よりぎゅうぎゅうしていなくてのびのびした気持ちになりやすい。味蔵というJAがやっているという焼肉屋をおすすめされたので足を運ぶが予約・事前整理券でいっぱいなので入れなかった。翌日に回すことにして近くの八角亭という飲み屋に飛び込む。2階席の座敷が貸し切り状態でかなりしっぽり飲むことができて旅の満足感が充足された。うっかり飛騨牛のすき焼きに刺盛り2人前を注文してしまったが、日本酒を3杯飲んで1万円すこしの会計で済んだ。けっして安くはないが、座敷をふたりじめして、差向いで日本酒を飲む体験にかかる代金として、東京では考えられないリーズナブルプライスなのでそれも嬉しかった。
ホテルに帰って温泉に入る。漫画コーナーにある漫画を部屋で読めるということだったので2泊の滞在中にハイキューの白鳥沢戦を読むことにする。


2026/06/07 一昨日 7299
朝起きて準備をして10時過ぎから宮川朝市をチラ見する。友人夫妻の車で千光寺まで連れて行ってもらった。両面宿儺のゆかりということで目的地として白羽の矢が立ったわけだが、円光という人の作になる一刀彫の宿儺像ほか木像を拝観した。今でこそ”仏像というものはこういうものだ”というイメージがあるが、そういうものを持たない人が作った木像という感じで、その分だけ実際に作者があってその人がこれを作ったんだなという感触を多く残す作品だと思った。絵でいうと絵筆のタッチがはっきりわかる系の絵というか、こうやって彫ったんだなというのと、これはここで完成としたんだなという意図の面が意識されやすかった。前の職場の知り合いという住職に会うところにも居合わせることができた。年若い住職の「ああそうですか」という万能の返事が炸裂していた。文字に換えた言葉に説得力はないし、こうして書くといかにも生返事だが、こちらの意をしっかり受け止めてくれたという想像が働くような言い方だった。それでいて実際のところ、よいわるいという価値判断の片鱗も残さない隙もなければ実体もないような言葉遣いなので、無敵に近い返事だと思った。「ようきてくださいました」とも言っていた。何も返す言葉はないので、こちらはただ頭を下げることしかできない。精神的な後ろ盾のある宗教者はやっぱりつよいなと思った。二重まぶたで目力のつよい目元はしかしあくまでも涼しげで、それを強調するかのようなリムレスの眼鏡がよく似合っていた。自分を演出する方向が自分にも他人にもはっきりしているというのがお洒落の条件だとするなら、とてもお洒落な住職だと思った。袈裟も当然のように似合っていた。
下山して菜の花というお店で定食をいただく。なんと友人たちのはからいで結婚祝いのチーズケーキを用意してくれていた。ご飯もおいしければチーズケーキもおいしくて本当に感動してしまうぐらい嬉しかった。雨が降り出したが車があれば何のその、飛騨産業の家具展示を見に行く。自由にゆっくり椅子を見させてもらい、併設の「椅子と珈琲」あるいは「珈琲と椅子」というカフェでお茶をする。まさに建設中の家について施工計画書や間取りを見せてもらいながら考慮ポイントをレクチャーしてもらった。お金がネックになって自分は家を建てるつもりはないが、人が考えたり頭を悩ませた話を聞くのは面白い。車で味蔵まで送り届けてもらう。今回の高山旅行は本当におんぶにだっこで、とてもお世話になった。高山は良いところだというのは疑い得ないし、いつかまた行きたい。できれば近いうちに。
この日、味蔵で飛騨牛の美味しさを目の当たりにして自分は驚いた。しかしこのタイミングで胃腸の調子がわるかった家人はあまり肉を食べられず。途中の商店街で見かけたラーメン・焼きそば屋で夜食用にと焼きそばを買って帰った。これも量が多くて美味かった。


2026/06/08 昨日 20510
チェックアウトして陣屋前朝市へ。10時半のバスに乗って新宿へ戻る。SAでパンを買って食べたり、牧成舎の牛乳やヨーグルトを食べたり、豚すき焼き弁当を買って食べたりする。6時間弱の移動時間は『風に吹きはらわれてしまわないように』を読んだり寝たりして過ごす。
新宿に着いてそのまますぐ小田急に乗り換えて帰宅。下北のくら寿司に行く。予想に反して結構値段面で頑張っていてそれなりに美味しかった。トレファクで緑のポロシャツを買う。家人が持ってきたやつでほぼ一目惚れだったのだがレジを通した直後に直感が走り、その直感が間違いどころか大正解だということに遅れて気がついてしまった。それはセブンイレブンのユニフォームそっくりというもので、そのままそれを着てバスケのために狛江に行ったのだが、セブンで水を買うときに店員はじめ客があれ?という顔をしていたような気がする。バスケは好調でかなり動き回ったがそこまで疲れなかった。1時間30分前にしっかり寿司を食べてエネルギー切れをしなかったこと、プレーする前に腕立てをして準備運動がきちんとできていたことが大きいと思われる。狛江湯で温冷交代浴をしてぷらったでコーヒー豆を買って帰る。ひやむぎとソイプロテインを摂って24時頃に寝る。


2026/06/09 今日 5568
朝から出社。打ち合わせに出て昼すぎに帰る。NBAファイナルはスパーズがMSGで1勝目をあげて2-1に戻した。昼寝をして旅行の疲れとバスケの疲れをとる。プレゼントにROTOTOのソックスを購入し、奈良に送る手配をする。スタバに行って『風に吹きはらわれてしまわないように』を読み終える。退屈しなかったがこの作家の作品をもっと読まないとという切迫感は生まれなかった。小説を退屈しのぎで読むわけではないのでそれでは要件を満たさない。
スタバ店内で演劇祭で一緒に舞台に立ったYさんを見かけたのでかるく挨拶をする。こういう挨拶をさらっと、でもそれなりにきっちりできるようになりたいが、たぶんそういう日は来ないだろう。喉元過ぎれば熱さを忘れるわけで。日記を書く。Yさんが帰られる。日記を書き終わる。家人が料理を作ってくれているというので急いで帰宅。

日記767

水芭蕉の花が咲いている 2026/06/04 五日前 21101 新宿の三角広場まで生活の楽しみ展を見に行く。MOTHER2のグッズやサンパチマイクのコーナー、毎日更新壁漫画など目を引くものはたくさんあったが、目的としていたプレゼント探しは良いものが見つか...