ゴーアラウンド
2025/11/09 一昨日 16998
朝からスタバに出かける。『理由と人格』を読んでから自分のインスタアカウント「上から目線ストリート」についてしばらく考え事をする。もうすぐ1000投稿が迫ってきているので、ここまでの営みについて総括ではないが振り返ってみるということをしたいと思ったのだった。
家人がフルート・ピッコロ練習を終えたというので下北で合流。ダイエーで食事を調達して帰ろうということになったのだが、食指が動かず、結局食べて帰ろうということになった。買い物袋を携えて適当な飯屋を見つけようとする。最近駅前にできた札幌ラーメン屋ガクに行こうとしたがバイトが休んだのかいつもこうなのかわからないが、席は空いているのにウェイティングリストに記名させられ、先に席についているひとたちのテーブルにもラーメンが提供されておらず、回っていない感がアリアリだったので(アリアリして)別の店にする。何度も行っている安定の歓迎にする。中華そぼろ丼と五目焼きそばセットでじゅうぶん満足いく食事になってよかった。
一旦帰宅して買い物した荷物を置き、バスケ用のボストンバッグに持ち替えて、散歩がてら再度下北に繰り出す。家人が読みたいということだったのでビレバンで買い抜けのあった呪術廻戦の27,28巻を買い足す。これで7巻から全巻揃った格好になる。駅で解散し狛江に向かう。背中の痛みは快方に向かっていて2日連続でバスケをしても平気だと感じられるぐらいだったのだが、脚の疲労はいつも通り発生しており、打撲になっていた左脇腹も気になって全然動けず、この日も2日連続でバスケをするほとんどの日と同様消化不良になってしまった。何度も同じミスをしてしまう。いつも痛みに慣れて無視できるようになってきた頃に終わってしまうので余計に消化不良感がつよくなる。こういう不調な日に無理にシュートを打って外し、シュートを外す感覚を強化してもつまらないのでシュートを打つのを控え、速攻に参加するかパスで走らせるかというプレーに軸足を置くようにした。バスケ式のエクササイズをしているつもりで走れるだけ走った。帰りがけに小雨が降っていたのでバスで駅まで戻り、銭湯で温冷交代浴をする。水風呂時間を長めにとって疲労回復に努めたが、効果の程ははっきりわからない。じっくり冷やしたのでしっかり冷えたのはわかった。そうなってからあつ湯に入ると血管がひらくのがわかる。そのオープンする感覚は脳をはじめとした神経にもダイレクトに効いている感がある。これまで味わったことのないすこし締め付ける感覚もあってこれが倍加するとやばいだろうなという気がした。
帰宅してハッシュドビーフならぬハッシュドポークをハヤシライスとしていただく。じつのところシチューだと言っていたような気がするが、ハヤシライスとして美味しくいただいた。翌朝の出社に備えてすぐに寝る。
2025/11/10 昨日 8946
朝から働き、午後からも予定に反してオフィス勤務になって働く。二人体制で優秀なバディがいるにもかかわらずやるべきことが多くなっている。これは黄色信号だ。それでも早退して気になる映画を見に行くことに決める。気になっていた『見はらし世代』。予告を見て嫌なカットがなければ見に行こうとyoutubeを開き、かなりからい見方をしたのだがわるいところはなく、むしろ良いのではと思わさせられた。渋谷が登場人物になっていることもあり見に行かないで後悔するのは嫌だったというのもある。結果、見に行ってよかった。しかし、ちょっと食らってしまったほどで自分に遠慮して安易によかったというのがはばかられるところもある。トーンが抑えられていて無理なセリフがない。とくに街の撮り方がよかった。この場所知っているというのに加えて”同じものを見ている”という感覚が離れない。電球が落ちて割れるシーンも最高だったのだが、そこからの展開も動きがありつつ無理なことをしていないというバランスで、超自然的な現象を含んでいても変な振りかぶりも言い訳も開き直りもなく、深く踏み込むために必要な条件が揃ったからこれで踏み込めるという淡々とした筆致でよかった。音楽も効果的で、どのシーンでも印象的に鳴り始めるのだが違和感はなく、その場面の映像と映画全体に馴染んでいる。結び目をほどくことで解消してしまわないようにするのが大事なことで、それが共有されている関係だからこそ結び目をほどこうとしてさらに印象に残ろうとするのも共感するし、ずっと後景にあったものを前にせり出させる結びのやり方は気持ちいい。アカルイミライのように段ボールを蹴っ飛ばすアクションはないが、その代わりにすーっと移動して前に出てくるシーン。電動キックボードの乗り物としての乗り心地は、視点が高いことで視界が開けているところに特徴があり、その感覚を捉えてうまく映像に翻訳していると思う。温かいそばに最近目覚めたんですよねというどうでもいい話を、そばはあまり食べないけど沖縄そばは好きですというこれまたどうでもいい話で受けるのも、愉快でならない。濱口映画を見て映画って面白いなと感じるような方向での映画の面白いところがあり、そのエッセンスが詰まっていた。好きな俳優を目当てに期待して見に行くという映画体験の対極とはいわないが対向にある。
2025/11/11 今日 2774
一日在宅。午前在宅で昼から出社のつもりだったがキャンセルした。朝食にはクロテッドクリームをたっぷり塗ったスコーンをいただく。洗濯物を回したり仕事をすすめる。昼ご飯には冷食のビビンバ。オモコロでヘルパゴスをやる回を見る。この人たちは面白そうにボードゲームをする仕事が本当に得意だなと思う。ボードゲームを開発したら遊んでほしいユニットの筆頭にあがるのではないだろうか。結構取られそうだがとりあえず見積は提示してもらいたい。社内外の関係者との打ち合わせ、チーム内での認識合わせ、関係部署に課題を伝えて、とオンライン会議を3本こなす。大相撲九州場所が始まっていることにようやく気づき、三日目から見始めることにする。明生が休場しているのが心配だ。無理しないでほしいができたら今場所中に復活してほしい。
退勤後スタバに行って『現実とは何か』を読む。決定論についてそれでは論にならないと反駁していたが、そんな必要はあるのかと疑問に思わないでもない。しかしこういうのはきちっと潰しておかないと厄介なほどにはいまだに存在感がある考え方ということなのだろう。論外としりぞけて終いにする無責任な姿勢をとりがちなので、そこは素直にえらいなと思わせられた。日記を書いて21時頃にスタバを出る。今夜はキムチ鍋という話。ここまでのところ秋も頑張ってくれているがこの頃はさすがに勢力を失っているようなので、だんだん温かい料理が楽しめる気候になってきている。