20260223

日記722



2026/02/22 昨日 9269(途中から)
スタバを出て梅窓に向かう。梅窓の前の道で仲間の出演者がビラ配りをしているのに出くわす。つい自分もビラ配りをすると申し出てしまい、うどんを食べる時間がなくなったので、あわてて松屋に入って牛めし(つゆぬき)を食べる。その後、本多劇場から4枚ほどビラを持ち出し、そのへんで配ろうとする。風が強いし、人相があまりよくないし、人相がわるいし、場所がよくないからか、30人ぐらいに声をかけて一枚も配れず。もとの場所に戻ってみると仲間がふたりに増えていて、つい3人目の配り手に加わってしまう。前日のブリーフィングではひとりひとりの目を見て配るのがコツだと聞いていたので、3人で配るというのはコツに反するやり方だった。「別の場所で配ってきます、ビラ半分もらいます」という申し出をそのまま受けて、ビラ補給要員としての働きに終わった。その後すこしビラ配りをしようという気配だけ出して、楽屋がオープンする時間になったということでそのまま劇場に入る。先に楽屋に着いていた仲間から「配れましたか」という至極真っ当かつ事前に想定できる質問を受けたので、すかさず「ばっちり!」と短く回答する。まあ、嘘も方便という言葉もあるので。どんな人でした?という質問に備えて、サングラスをかけたお兄さんと優しそうな女性、という回答を用意していたが、向こうも嘘も方便という言葉を知っていたのか、そっち方面でのそれ以上の展開はなかった。
この日はとにかく袖で笑って(口角をあげ、目尻を下げる笑い顔を作って)、できるかぎりやわらかくて大きい第一声を出そうという目標を立て、それ以降は相手とのセッションだという意識でのぞんだ。客席にTCBの連中がいるというのも助けになって、前日とはちがうパフォーマンスを出せたと思う。自分以外の全体としてもたぶんテンションが高く、しかも集中力が高い、高パフォーマンスだったと思う。TCBの連中はMRんがかわいかったとろくなコメントを発さなかったが、自分としてもこの日はとくに彼女のパフォーマンスが発揮されていて、いわゆる「良いお芝居を見た」という観劇体験に大きく寄与していたように思う。家人の友人はSTキがとても良かったと、さすがお目の高い評価をしていて、直接俳優にも声をかけたらしい。そういうことをできる人間というのは素敵だなと思う。良かったと思ったとき「良かった」ということの価値は相当高い。STキに対する高い評価というのは、自分の役柄のこともあって鼻が高い。
そのまま友人たちと家に行き、代田ボードゲーム会をやる。まずはドブルでアイスブレイクしてからタイムボムとワードウルフで遊ぶ。あっという間に20時、21時になり、新婚のふたりを迎えてまたワードウルフで遊び、22時を過ぎておひらきになる。充実感のある一日になった。


2026/02/23 今日 3489
公演最終日。朝ご飯を食べてシャワーを浴びてから11時頃に家を出る。スタバが満席だったのでブルックリンにくる。日記を書くためにテラス席に座った。この日の気温は最高20度オーバーの小春日和で、シャツにカーディガンを羽織っただけという出立ちでテラスにじっとしていても全然寒くない。日記を書いているとまだ終わっていないのにもう終わったような気持ちになる。終わり方にもまだ知らなかった種類のものがあるのかと気付かされた。初日、二日目、三日目と、その日の公演が終了するたびに、「ああ終わった」と切ない気持ちになるから、それを繰り返したことで、”終わり”の感覚を先取りできるようになっているということだろう。終わるのがいやだという気持ちが自分には強く、いつもそればかりに意識が行って、そのそばにあるものに光が当たらないというようなことが起こっているが、こうやって終わりが繰り返されたおかげで、じつは終わるのがいやな気持ち以外にも、必ずしもわるいとは言えない、かといって良いとも評価できない未知の感情があるのではないかと、見当がつくようになった。
直接会って話ができるうちに言いたいことは余さず言っておくようにしよう。オーラス。本当はうつろ稽古をやりたいぐらいだ。いや、最終公演で終わらせずやりたかったらやればいい。これで終わりだという感情はのせたくない。今日も「やわらかく、大きく、相手を見て」。

日記722

2026/02/22 昨日 9269(途中から) スタバを出て梅窓に向かう。梅窓の前の道で仲間の出演者がビラ配りをしているのに出くわす。つい自分もビラ配りをすると申し出てしまい、うどんを食べる時間がなくなったので、あわてて松屋に入って牛めし(つゆぬき)を食...