20251017

日記657

日記を書く

2025/10/16 昨日
高輪ゲートウェイをあとにして渋谷経由で下北沢に戻る。家人からご飯を食べたか問い合わせがあるのでまだこれからと答える。いくつか候補を提示されたが、どれも否んで吉野家にしてもらう。唐揚げ定食の気分だったので。
お腹いっぱいになって帰路につく。お酒を飲んでも良かったのだが飲まずに済ませ、帰ってから『海に眠るダイヤモンド』の9話を見る。とうとうラスト1話のところまできた。いずみの家族は海の底に眠るダイヤモンドではない。日の目を見て陸で輝くダイヤモンドだ。ということを主張するメッセージがねっこの歌いだしで演出されていて、相当良いと思った。ドラマの中でドラマを超えた現実を描こうとしている。つよい意志を感じる。
家族の顔合わせのことで頭を悩ませている。いろんな選択肢があり、それらはパッと見の印象があるのでついそのひとつひとつに引き込まれていきがちになるが、それをすると別の視点では要件に合わず、別のことを取り上げると先に決めたことが蔑ろになるという羽目になる。しかしこれらは際限なく使えるお金があれば解決する問題にすぎないので、金に糸目をつけなければいいのではというのはまさに真なのだが、そのメダルを拾い上げて値札を確認するとコインを大量消費するという現実に引き戻る。そのコインがあればありとあらゆる希望がかなうわけで、選択肢を狭めているのはこのコインの不足なわけで、世の人がコイン集めに必死になるのはわからないでもない。効率よく集めようとするあまり日常の選択肢をきびしく閉ざしている人もいるし、何がいいかは結局その人の要求とその要求をかなえるための労力を払うバランスによる。まあ当たり前のことだ。
シルクのナイトキャップをプレゼントされたのでそれを被って11時半過ぎに寝る。なんでも寝癖爆発を軽減する効果があるのだとか。


2025/10/17 今日
地元の友だちとキャンプに出かける。公園でバスケをしていると友人に声をかけられこの日がキャンプ出発日だということに気がつく。準備していなかったとは言い出せず、何の用意もないまま他の友人たちと合流するため駅の方に向かう。友人は大学卒業と同時に結婚していて自分は結婚式にも行ったのだが、そのときのワイフは連れておらず、よくわからない田舎風ギャルの若い女を連れてきていた。気になったが疑問を口に出せず、友人も口に出させない雰囲気だったのでキャンプについてのあれこれを喋って間を埋めながらべつの友人たちと合流した。
目が覚めたら6時半だったのでそのまま起き出していつもより早めの時間に出勤することにした。時間に余裕があると気持ちにも余裕ができる。オフィスのローソンで朝食を買って始業前に席で食べる。
この日はやるべきことが多く、打ち合わせや業務引き継ぎ、問い合わせ対応、自分の持ち分の事務仕事をしているうちにあっという間に日が落ちて定時を回り、週明けに有給を取る都合上終わらせなければならない仕事を終わらせるためそのまま19時まで残業になった。疲れたが金曜日なので無理が効くということだ。丁寧なやりとりをしてくれるので好感をもっている仕事人と帰りのエレベータでいっしょになる。ふたりきりなので気まずくないですよというメッセージを送るだけで精一杯だったのだが、さすが世慣れた仕事人だけあって向こうから話しかけてくれた。そのおかげでおつかれさまと言い合って別れることができた。爽やかな気持ちで退勤できたのはこの人のおかげだ。
ニューマン高輪で見つけたプレゼント用mohiの靴が売り切れになっていたので有楽町まで移動。首尾よくそこのルミネ2でゲットできた。よもだそばで唐揚げ丼セットを食べる。東京ミッドタウン日比谷の地下広場でセブンのコーヒーを飲みながら『落語が面白くなかった人へ』を読む。日記を書く。

日記658

二人四脚 2025/10/18 一昨昨日 家人の発案で朝から埼玉まで出かける。登戸経由で小田急、南武線、武蔵野線とローカル線を乗り継いで東所沢にある角川武蔵野ミュージアムへ。武蔵野線には初めて乗った。さすがに今後乗ることはないだろう。 埼玉の田舎については...