雨のなかのライシング(精米)
2026/09/26 一昨昨日 12562
TCBで秋の行楽・街歩きを予定していたのだがあいにくの雨で中止にした。代わりに家でボードゲームをすることにした。友人Bと友人Nと家人との合計4人でカタンをやった。自分は初期配置にミスがあり早々に離脱。カタンは逆転が難しいのに一回のゲームが長いという欠陥がある。だから優勝するかどうかよりもビリにならないかに意を砕くべきというところがあるのでその分つまらないゲームだといえる。ビリでもサイコロを振れるのでサイコロを振りたい向きには適しているが。
雨も小止みになったので初台まで飲みに出かける家人を見送りがてら下北まで歩く。ムーンアートナイトに友人Nの1歳半の娘と参加して楽しかった。大人の男三人組が手に手に缶チューハイを持って子供と歩いている図をアートとして提出するというようなことを言うほど落ちぶれてはいないつもりだが、例年のTCBの道行きと比べ、見た目の面で映えることは間違いない。最低限足元に気をつけて歩いていたが、歩き初心者の幼児だけはスリッピーな床に足を取られ、豪快に尻もちをついていた。驚きが不快へと結びついていかない黄金期なので、しばらくキョトンとしてすぐに立ち上がった。大したもんだ。
友人Nを見送ってから熊源で味噌ラーメンを食べる。カッパに行ってウイスキーをロックで注文した。バーをひとりで楽しむ要領を心得ている友人にバーに行くコツを訊いたら、「おずおずと振る舞うこと」と答えていて含蓄があるなと思った。なんでも相手に助け舟を出しやすくするのが重要なのだということで、わからないのに知ったかぶりをしたりカッコつけても仕方ないやんということだった。バーはカッコつけに行く場所だという頭があったから、それなりに目からウロコだった。あとはカッコつけたい気持ちとの折り合いの問題になる。グレンフィデックのロックを飲んだ。『存在と時間』を読んでいるという話をしたあたりから時間がすぐに経っていった。自分には独我論的な志向があるので他人の存在追求について関心がある。22時45分頃に解散。おのおのの門限もしっかり守り、すっかり健康だ。
2026/09/27 一昨日 15863
大相撲の千秋楽を見る。大の里がアオニシキとの直接対決を制して優勝を決めた。感極まった表情に重責を担うことの重圧を感じさせる。バスケに出かける。ハローサイクルで高円寺体育館まで。心肺機能の面で制限がかかりあまりハッスルできなかった。どうにかしてアドレナリンを出して制限を取っ払いたかったのだがうまくいかず。マッチアップのセンター勝負でボコスカやられて悔しい結果に終わった。チャリで帰宅。荷物を置いてからチャリを返却し、最寄りのセブンで缶チューハイを買って飲みながら家人を待つ。涼しくて外にいるのがまったく苦ではないご褒美のような気候になっている。雨の多さだけが玉に瑕。
2026/09/28 昨日 7001
「ただ暗いだけでなく黒く、ただ黒いだけでなく暗い、暗黒の劇でした」というコメントを演じ終わった後の役者兼演出家兼劇作家相手に直接言う夢を見た。適当なことは言えないと思い、しかし何も言わないわけにはいかずなんとか絞り出したコメントだったのだがなんとなく事なきを得た雰囲気になってその場が次に展開していったのでまあそれで良かったかと思って目が覚めた。夢の内容をGeminiのメモ機能で録音・文字起こししたので以上覚えていられた。
午前在宅。昼一番で出社する。打ち合わせに参加したり蓄積されているタスクを消化したりして定時すこし過ぎまで働く。まっすぐ帰宅し、家人の運転によるカーシェアのカーでコイン精米に出かける。行きの道が大変だったのに比べて帰りはあまりにもスムーズだった。Googleマップは進入禁止の道を案内してくるのでまったく信用できないということを知ることになった。帰って精米したての米を炊いて明太子といっしょに食べる。本当に本物の新米の威力というものを知った。
2026/09/29 今日 5151
部屋の中で起こった出来事をVARで判定する役目があり、攻撃側と守備側のどちらに正当性があるのかを判断しなければならない羽目に陥っていた。何度も再生巻き戻しを繰り返してよくよく事態を見ていくと、まったく無関係のスタッフが直接プレーに関係ないところで横暴をしていることが明らかになり、公平性を期すべきなのにこのような横暴は許されないとして告発することになった。そんな告発に気を取られているあいだに、まんまと攻撃側が守備側を蹂躙して、そのまま守備側が全滅する事態になった。守備側に攻撃側のスパイが紛れ込んでいて彼が正体をあらわすと同時に守備側全員をつぎつぎに刺していったようだった。その結果ありきでリプレイを見ていくのは自分にはつらいことで、自分はやられてしまった守備側に肩入れしていたのだとそのとき知った。
朝から病院に行って検査を受ける。皮膚を切る処置があったので麻酔注射をしたがそれが結構痛かった。こんな痛みは病院のなかで起こりうる痛みのなかでは序の口もいいところだと思うので我慢して何のこれしきとばかりすましていようとしてがうまくいかなかった。右手のひとさし指の爪で親指を突き刺し痛みを分散させる作戦を取り、本格的に親指を攻撃しようとしたところで麻酔注射が終わった。麻酔後の皮膚の切り取りはまったく痛くなかったが血がたくさん出ている様子が手術用照明の金具部分の反射を通じてすこし目に入り、その分だけ気が滅入ってしまった。気分は悪くないですかと看護師に訊かれたときすぐに「大丈夫です」と答えることはできたので総じて大したことはなかったのだが、縫合にも思っていたより時間がかかり、やや疲れてしまった。照明のライトの数は右側28個、左側28個で合計56個あったのを確認した。処方箋薬局で薬を出してもらい帰宅。11時から在宅勤務を開始した。客との定例打ち合わせに参加する以外には大きな動きもなく、定時すこしすぎに退勤。スタバにいかず自宅で『存在と時間』を読む。第33節「解釈の派生的様態としての陳述」を読み終える。ハイデガーの逆節構造のなかに重きを置くやり方が見えてきてちょうど読みやすくなってきたあたりだ。山崎正和の逆説構造の文体を思い出す。日記を書く。