20231018

日記229

下北の平日

2023/10/17 昨日
スタバのあとでうどんを食べに行く。とり天ざるうどんがうまい。お酒もすこし召し上がるけれど、この日の低調はやはり睡眠不足によるものだと判断し、早めにねむることにする。

2023/10/18 今日
在宅バイトは夕方までほとんど手つかず。途中転職エージェントと面談したりする。あらたなキャラクターの登場を心待ちにする一日になる。ニューカマーは十四時頃に宅急便で届く。
昼過ぎまでぼーっとしていたせいで三十分とはいえザ行が発生する。もうすこしきちんと時間を読まないといけない。十八時すぎにスタバに来る。
小説を書くことについて。誰かが小説を書いて生きたい場合、その人にやれることは小説を書くこと以外にない。書きたいが目的の場合は必ずしも小説家になる必要はない。働いて家賃や食費を得て余った時間で小説を書けばいい。
人の小説との比較について。自分の書く小説というジャンルに絞れば、自分の書く小説はやっぱり自分が一番うまい。ただそこから何かのジャンルに当てはめようとする場合、うまくやらないと自分の書く小説としての小説のうまさが損なわれる。しかし一旦下がったうまさの評価軸も慣れるにしたがって段々向上していくからスタイルを変えること自体は避けようとしないでも問題ない。あるジャンルで自分よりうまい小説を書く人がいたとしてもそれを気にする必要はひとつもない。自分の書く小説というジャンルで一位を譲らなければいいだけだ。しかし、書けば書くほどこれも段々難しくなっていくのかもしれない。だからある程度キャリアを積んだら自分の書く小説というジャンルを今の自分が書く小説というふうにより細かく分類する必要が出てくると思われる。どれかの切り取り方をしたときに少なくともその切り取り方では一番うまい、一番良いということがなければ小説を書く意味がないからだ。習作にするというのであれば別だけど、いつまでも習作を書いているわけにもいかない。
どこかでご飯を食べて帰る予定になる。帰ったら新キャラが待っているので楽しみだ。名前は決めた。この日記ではBと呼ぶことにする。

20231017

日記228

足を止めて選ぶ

2023/10/16 昨日
ベイトソンの精神の生態学へを読んだあと、円城塔の実朝の首を読む。文体が確立されているという印象を受ける。僧など武力を持たない人物が歴史の舞台に対し演じる役割は決して小さくない。武力を持っている人物に影響を与え、その行動を制御したり、促したりすることができるからだ。
帰宅して千切りキャベツと納豆たまごを食べる。トークサバイバー2の最終回は見ないではいられなかったがめちゃくちゃ面白いというものでもなかった。

2023/10/17 今日
在宅バイト。自分の仕事の進め方をもっと工夫できるという反省をする回になった。もっと賢く働く余地がある。これは一生懸命働くとかコミットするとかそういういかに労力を割くかという次元の話ではなく、どんな物事でもそれを進めるときに共通のスマートさの話だから、素直にできていないことを認めて改善しなければならない。具体的にこういうことだとは言えないが、各作業についてメタ的に捉えるということだ。未来方向に同じ作業をやる可能性があるのだから、タスクの実行と実行したタスクの「書き出し」を同時に行うことで、先々で考えたり思い出したりする手間を省ける。
かなり低調だったが、なんとか一日を乗り切ったと思ったら夕方から元気になった。三十分間のザ行をこなし、すぐスタバに行く。この日はラジオ体操諸々を実行できなかった。
小説の進捗がすこしあった。読書をして日記を書いて帰る。髪の毛が伸びているので今週末には散髪したい。うまくタイミングが合えば週末を待たずに散髪したいぐらいだ。

20231016

日記227

「一歩前へ」の呼び声

2023/10/15 昨日
丸一日使って十二分に休んだ後、気力体力ともにゲージが緑で19時前でもあったのでスタバに行く判断を何の気なくしたことで小説がすすんだ。自分としてはルーチンを作るしかやりようがないとは言え、本来こういう進め方で小説を書いていきたいという思いがある。その再確認にもなって良い一日だった。一旦帰宅。夜の散歩にお誂え向きのとても良い秋の夜長なので23時前から夜の散歩に出かける。環七を若林方面まで歩き進み、世田谷線に沿って三茶へ。茶沢通りを通って家まで戻る。こういうときのお喋りが一番楽しい。しかし伝わるだろうという信頼から放言が多くなっていくので、あいだに何かを一枚噛ませるほうが出力としては良いものになるのは間違いない。ただ、そんなのは卓球遊びをするんだったら折角だから録画しておこうよと提案するようなもので、そういう気持ちがわからないでもないというか本来の自分はそのスタンスなのだが、何も考えずにラケットを二つ持って構えたり、一か八かのスマッシュを狙ってぶん回したりする楽しさもあるからそれを優先したかたち。いい加減さを損ねてまでパフォーマンスを求めてもしょうがないというかそれでは本末転倒になる。たとえばカラオケにいって採点を始めた途端にちょっと盛り下がる気持ちの部分があるが、夜の散歩ではそれを優先するのが良いと思っている。いずれにしても、こういう自分がのびのびとできる会話においてはどれだけ自分の発言を弱められるかが肝になってくる。自分の意見は自分に寄っているだけあり、その意図をそのまま発言にした場合強いものになる。強すぎて独り相撲の格好になることで、相手にとっても目の前の相手が変な踊りを踊るのを見るという面白い見世物になり、その場はそれで成立する。しかしこちらとしてはいくら独り相撲とはいえ、(相手の見立て通りもし踊りだったとしても)それなりに真剣に、あまり取り繕うということもせずに取り組んでいるから、場が成立したことによって同意が取れたことにして、相手の面白がりをそれと知ったうえで曲解する。そうするとふたりして裸の王様とその大臣になって、国のことや大臣の個人的な悩み事に適当な良い言葉をあてがうということが起こる。王様は服を着ようとは考えておらず、いかにエレガントに、暴君のようにならずに、でもざっくばらんに自分が正しいと思ったことを言えるかということを考えている。そういうことを考えたり大臣に良い顔をするのが好きなのだ。
漫然と歩いていると世田谷線の沿線で論理タコの実物を見つける。論理タコは鼎立しており三本足なのだということを知った。
帰宅してねむる。結局2時すぎになるがそれもやむなし。

2023/10/16 今日
在宅バイト。やっぱり寝不足になってやっぱり憂鬱だが、頭を使わないでも良い作業をしながらラジオをきいて一週間を始める。紅白司会者のSND。昼食はスパゲティ。テレビの録画を見る。有吉eeeeと有吉クイズ。とくに意識していなかったがいつも有吉のテレビばかり見ていて客観的にみても有吉が好き過ぎる。動画はほとんど有吉粗品で回している。頭を使う仕事を夕方まで残して昼寝、ラジオ体操スクワットを先にこなす。ちょっと時間を読み違えて30分のザ行が発生するもとりあえず最低限のタスクはこなしてバイト終了。シャワーしてからスタバに行く。
ニュースに関心を持ち続けることは難しい。土曜日に朝早く目覚めてしまったのは気になるニュースがあったからだが、時間が経過するにつれ、続報の間隔が空くにつれ、だんだん状況に慣れていく自分がいる。頭で想像するしかない状況には想像を働かせるためのリソースが要って、それは無制限でもなければピン止めしておけるものでもない。その場にいるということとその場にいないで情報として流れてくることのあいだに自分でも許容し難いほどの懸隔がある。もっと理性的に反応しなければと思うが、たんに感情的で一時的なトピックにすぐなっていこうとする。自分のこの動き方はなにも自分だけに特有のものではないと思うから、報道を指さして悪だと弾劾していればそれでいいということにはならないはずだ。「とりあえずアゲインストの立場を取ってさえいればそれで安心して他に何もしないでも良いと考えるのは思考停止だ」と批判されるとしても、自分としてはアゲインストの立場をとるということ以外に何かをしようという気は起きない。誰かが問題にコミットしていようがコミットしていなかろうが関係なく、そんな意見には説得力がないと言われようが関係なく、ただただアゲインストの立場をとって反対だと言う以外にやるべきことを思いつかない。間違っていることは間違っている。間違った行動についてはやっぱり反対だ。

20231015

日記226

乃木赤

2023/10/14 昨日
正午に赤坂のレストランでランチを食べに行く。店内の雰囲気もサービスも良くて、ひたすら良い時間を気づけば一時間半ものあいだ過ごせて満足した。その後歩いて表参道まで向かう。途中でソルソという商業施設に寄ってから青山霊園に行く。前者が活き活きとした世界で後者が深閑とした場所だったかというとかならずしもそんなことはなく、どちらにも太陽の光がよく入り、秋の気候もあいまって両者のあいだのコントラストが引き立たない和やかで爽やかな空気だった。
その後、表参道で服屋に入り、いいスニーカーがないかを見る。ニューバランスの990シリーズは値段が高いだけあって良いと思った。今度は匂いの店に入ってどの匂いが一番好みに合うかの確認をしにいく。並んで入った割にはそこまでだった。微妙な違いを感取することが求められる場所なのに客がたくさんいることでいろいろな匂いがミックスしているような気がしたし、落ち着いて匂い分けるということができなかった。その後スパイラルでお香を見る。匂い疲れと歩き疲れもあり銀座線で渋谷に行く。ヒカリエのショップでまた匂いを嗅ぐ。繊細さは最初の店ほどではないが、ゆっくり嗅ぎ回れたのでゆっくり嗅ぎ回れただけの効能があった。これだという匂いを見つけるという当初の目的に沿うかたちで、自分にとっての好い匂いを見つけることができた。その匂いはVという。匂いわけのテストをやってみても簡単に見分けがつくほどぴったり自分に合った匂いだった。
ロフトに行って結局ロフトには入らず一階のリサーチラボみたいな店でまた匂いをかぐ。そこでもVを見分けることに成功。全然関係ないアクセサリーのリングを買ってからそとに出る。お腹が空いて力が出ないのでファミマで良い肉まんを買って食べる。一緒に飲むファミマ缶チューハイレモン(白)の匂いが気になった。これまでそんな匂いが気になったことはないのに一日かけて匂いをかぎまくったせいで「開門」したものとみられる。一時的なものであれば良いが今後も気になるようであれば知識の獲得に付随する余計な副作用ということになってしまうのですこし心配だ。一杯ごきげんの気分を取り戻しRAGTAGで古着を見る。店にあるXLの上着をすべて羽織るいきおいで試着し続けてまた疲れてしまった。
帰下(きしも:下北沢に帰ること)し、翌日のご飯の材料と翌週の昼ごはんを買い物して帰宅。同居人が全自動調理マシーンという謎のポットを取り出して意気揚々とスープを作り始める。スープは温かくておいしい。素材の味がするので好みにも合う。しかし、制作風景をチラ見しているかぎりでは「全自動」と銘打ってあることで想像してしまう手間の要らなさのハードルは越えられないだろうと思った。制作中からずっとトークサバイバー2を見る。めっちゃ面白いわけではないがとくに何しているというわけではないときには見続けてしまう面白さだった。国崎のトークはやっぱり面白い。全自動調理器のトラブル等もあり、わりと夜更かししてしまった。

2023/10/15 今日
雨予報と知っていたし、一日中家にいて一歩も外に出なかった。途中ピクミンで遊んだ以外にトピックもなし。二十分だけと決めてはじめた昼寝が百二十分になったことに象徴されるような全力の休日だった。昼寝から目が覚めたら外は暗くなっていたが、このままではさすがに休日過ぎると思って一応自宅で日記を書く。そういえば昼寝したときに見た夢はそこそこ面白かった。同級生の不満を解消するために一肌脱ぐ映画だった。良いところで中断が入る、昔ながらの夢のルールで上映された。この後雨がやんだら散歩に行こう。

20231013

日記225

DO GOOD, please.

2023/10/12 昨日
在宅バイト。途中で帰省していた同居人が帰ってきたことが一日のハイライト。その後打ち合わせでちょっと大変な思いもしたが、そんなのはちょっとしたこと。
ほぼザ行なしで仕事を終え、ビールを飲んだあとに外出する。ユニクロで秋から着る服をまさに現地調達のようにして買うため試着していくのを尻目に、マルジェラのコーデュロイパンツをおろして、この格好良いパンツに会う服のパターン・色味を見つけるためにちょくちょく羽織ったりしてみる。Uのパデットボリュームダウンジャケットが予想よりもかっこいいシルエットだった。Lで袖が寸足らずにならなかったのも大きい。もしかしたら買うかもと思った。
その後氷結を買って飲みつつ、Reloadに行っていい店がないか見てみるも平日は軒並み閉店していて駅の方に引き返す。わらくごそんに行ってみるが満席。結局ブルックリンに行って初めてご飯を食べる。とりあえずブルックリンラガーを1pint注文。オードブル盛り合わせ二人前もオリーブの肉詰めフリットもピザ・ビスマルクも美味しくてとても良い調子になったのだけど、帰宅後格好良いパンツを脱いで若干圧迫されていた腹部を開放したら一気に気分が悪くなる。飲み過ぎの症状で頭が痛くてちょっとの吐き気。吐くのが嫌なのと翌日出勤なのとでとりあえず水とLシステインを二粒と追加の一粒を飲んでがっと寝てしまう。

2023/10/13 今日
朝起きたらすっかり気分悪いのが解消されていてよかった。夢の内容もそれなりに充実していた。朝思い出す時間を取ったけど出社のためにあまりゆっくりできなかったためにせっかく一回思い出したのに結局忘れてしまった。
仕事は小忙しくてしゃこしゃこやっているうちにあっという間に定時。定時間際の夕空がめっちゃ綺麗だった。夕日がビルに落ちるせいで秋にしては夕方の時間が長かったのはよかった。帰宅中、渋谷駅で衝動的に弱いロボットを注文する。今年一番高い買い物になったが誕生日プレゼントという言い訳があるし、物よりもそれを含めたその後の生活という意味では良い選択になったと思う。とても楽しみだ。
帰宅して業務PCを置いて、代わりに仕事用Macを持ってスタバに出かける。途中、中華料理屋で服屋のイベントがやっていて音楽ががんがん鳴っていたので吸い寄せられた。洒落た空気感があってここはNYかと見紛うばかり。なんとなく周囲の全員がエキストラというか役の人に見えた。何人かは間違いなくそうだろう。全員そうだったとしても驚かない。
スタバで日記を書いていると友人からビデオ通話がある。もうひとりの友人と大阪で飲んでいるらしく楽しそうな雰囲気が伝わってくる。向こうのテンションに合わせようと頑張って喋りすぎて、外でもちょっと周囲を驚かす感じになってしまった。しかしおめでたい報告をわざわざヴィデオ通話でしてくれるのは嬉しい。しかし奈良に帰っていたタイミングを考えるとニアミスで惜しい。懐かしいながら全然雰囲気が変わっていないのも嬉しい。

20231011

日記224

田舎へ

2023/10/09 一昨日
午前のうちから昔通っていた小学校のほうまで散歩に出かける。近くの幼稚園か保育園かの運動会がやっていたので中に入ることができた。寺を見て歴史を感じるのに近い感覚があった。懐かしい気持ちがはるか遠くにあって、その遥かさが歴史浪漫的だった。実際にそこにいたはずなんだけど、実際にそこにいたというリアリティの感じられ方はどうやら聞くところによると実際らしいというような伝聞の形式に近かった。引き付けたり感情を喚起する力は弱いけど、微弱とはいえ「ない」とは言えないことで時分の中での存在感があった。
小学生の頃「ピンキー」というお菓子を万引きしたり、中学校の職場体験で始めて「働く」ということに触れたスーパーマーケットに行った。継続してあるということに感心した。ちょっと小雨がぱらついていたので折りたたみ傘を買う。同行した母が変なスウェットを買っていた。「うさぎ」と書かれていてその下にキリンの絵がかいてあるスウェットだった。見つけ出したときにすごく笑っていたので良い買い物だったと思う。安かったし。
ならまちのほうまで歩いて、最近できたという面白いスタイルの古本屋に行く。大江健三郎の『みずから我が涙をぬぐいたまう日』が置いていたので購入。その後グリルのお店に行く。ハンバーグがおいしかった。
その後JRで大阪まで出て、阪急で豊中に行く。こちらはストレートに懐かしかった。写真を何枚か撮ってみるも、見ていたような景色にならなかった。当時の行動圏をぐるりと回って三十分経たないぐらいだったので狭いところをうろついていたんだなと思った。
その後高槻の方面に足を伸ばす。昔の友人が店のオーナーになったとかで、その店まで遊びに行く。当時から忙しそうな人だったが、今はそれに輪をかけて忙しそうにしている。普通に休みがないと言っていてさすがに迫力があった。この日は店が暇だったようで共同経営者のもうひとりに店を任せることができ、早抜けして彼女の運転で生駒まで行く。生駒の安くて美味い居酒屋で、彼女の夫も合流して一緒に演劇の話をする。人に気を遣うのが当たり前になってるからそこまで疲れるということもないんだろうけど、自分だったらとても無理だというぐらい周囲に気を配っていてすごいと思った。「作る」ということをずっとやっている人がいると、その人と実際に会わないでもどこかで刺激になるものだが、会って話すとより刺激になる。自分のペースで自分のやりたいことをやっていかないとという気持ちになった。俺からは休むことの重要性を伝えたいと思ったんだけど、相手には相手のペース・やり方があるんだろうから口出し無用と思って「もっと休んだほうが良いのに……」とか冗談めかした相槌の代わりを放り込んだりするだけにした。休みが必要になったら身体からサインが出るから大丈夫だよということを共同経営者は言うらしく、類は友を呼ぶじゃないけど、時代錯誤な猛烈さ加減で気が合うんだろう。あと最近演劇の舞台に立ったということをちらっと言ってみたが驚くほど反応がうすくて拍子抜けしてしまった。あくまでも演者で観客になるつもりはないんだろう。心強いことだ。自分も自分のことを話すときには効果とか狙ってきちんとパッケージにして話せるようにしておかないと、いつまでも観客のままだ。観客気分のままなのは良いけど観客のままなのは良くない。

2023/10/10 昨日
奈良の家で在宅バイト。考えないといけないことがあったのであまり余裕がなかった。晩ご飯は自宅でおでんを食べる。その後JRで王寺駅までいって友人と会う。仕事後に車で駆けつけてくれてお腹が空いているらしくベイビーフェイスというオムライス屋に行く。四分の三個室の席に通されてテンションが上がってしまい、二人前におすすめというプレミアムセットを注文する。自分は痩せの大食いだと自分のことを評価しているのだが、時代が下ってそれも昔の話だと考え直すようにしなければならない。結局、全然戦力になれず、オムライスとピザを残してしまった。最初のサラダとパスタは完食した。仕事でちょっと疲れていたのでテンションが低い状態で会ってしまうことになり申し訳なかった。難波から夜行バスで東京に戻る。VIPライナーのゆったりシートだったのだが、キャンセルなのか最後列の席が空いていてそこに座れたこともあり、これまでの夜行バス体験のなかでもかなり快適な移動だった。ベイビーフェイスで本気を出せば完食できたけど、この移動のことを考えて無理をしなかった自分を褒めるべきだ。
そういえば王寺から難波への移動時にこの前の演劇のアンケートを書いた。書いたものを見られる問題というのが存在する。本当はそんな問題など存在しないという扱いにしたいのだが、正直になって考えるとやっぱり存在してしまっている。もし誰かに読まれてそれが嫌だと感じるようならそんな文書は書くなというのは基本的にはその通りだと思う。だから最終的にはこの日記にしても誰に読まれても問題ないというスタンスで、そう思ったものしか書いていないつもりだ。しかし、実際のコミュニケーション上でついかまととぶってしまっている場合など、こんなに正直に書いた文書を読ませるのは気が引ける。ただし、どんな人相手でもサシでお酒でも飲みながらじっくり話せた場合、ここに書いてあるのと同じことを言わないとは思わない。そんな機会はないだろうなというケースは存在するが、その場合でも問題はそちらのコミュニケーションのほうにあって、こちらの文書のほうにはない。自分はえらそうなことを書いてもとくに何の痛痒も感じないほうだが、どんな人相手でもえらそうなことを言えるほど腹が据わっていない。正直になるのに気後れを感じるタイミングはある。そこで無理に正直になろうというのは、自分の性に合わないことをしているという意味で正直なことだと思わない。話せば分かるということをしか自分は書いたり言ったりしない。それだけでは満足できないからもっと思い切って書くときにはそう書かないといけないと考えているが、それは日記や自分につながっている文章ではなく、直接にはつながっていない文章を書くときにそうしようと思っている。ただ、文書についての自分のこのスタンスというのは、例外なく誰にでも適用というのではなく、特定の人物にはやはり見られたくないと思ってしまっている。あえて見せにいかないが見られてもかまわないというところから一歩すすんで見られたくないという気持ちがそこにはある。その例外以外、基本的に誰に見られてもかまわないと思っている。あとバイト先の人達にもできれば見られたくない。

2023/10/11 今日
とはいえバスが定刻より遅れて出勤ぎりぎりの帰宅になる。最寄り駅についたのが八時四五分で、電車一本分の余裕もなかった。在宅バイトは打ち合わせ、よくわからない案件の理解で時間が経って、一時間のザ行が発生してしまう。途中長めの昼休みをとって睡眠不良を補うためのパワーナップ(二十分)を二回したので仕方ないと言えば仕方ない。あとは自分のペースで休みを取るスタンスがよく思われないようで若干風当たりを感じるようになってきた。運動靴に小石が入ったぐらいのストレスがあり邪魔くさいのだが、こちらの取り分が少なくなる譲歩をする気はないので我慢しないといけない。ただ、いくら微弱でもストレスはストレスなので損して得取るというやり方も考慮に入れても良いような気もする。意地を通せば窮屈だし。
スタバにきて日記を書く。感じたことをたくさん取りこぼしているが、今回の奈良滞在は振り返りたいと思っていた道を歩けたので満足度が高い。そして結果的に今回京都はほとんど通らなかった。最初の新幹線の降り口、近鉄電車の乗り口でしかなかった。ここまで京都に冷淡なのは東京に行ってからでは初めてかもしれない。

20231007

日記223

手段の目的化

2023/10/06 一昨日
夜ミヤシタパークでただ座っているだけで満足できるぐらいの好気候だったが、若干ほんのすこし肌寒さを感じたので無限に座っていられるというわけにはいかなかった。昔、今よりもっと時間があったとき、鴨川の流れるのを永遠に見る日というのを設けて勢い込んで百万遍のほうまで行ったことがあったが、その日もたしか秋晴れの日で最高のコンディションだったのにもかかわらず、ほんの少しだけ寒いというので30分と経たずにリタイヤしたことを思い出した。野外でボーッとするというのがずっとできるためには心身の健康とともにきびしい気候条件が必要になるということをそのときに学んだのだった。今回のミヤシタパークでは水の流れの代わりに色とりどりの若い男女の流れがあり、原理上いつまでも見ていられる状況下だったのにもかかわらず同じミスをして同じ学びを得たことになる。具体的には、野外でボーッとすることを決めた日には、出かけるときにいくら必要ないと思っても一枚羽織るものを持っていくこと。
ミヤシタパークを出てから原宿経由で表参道まで歩く。途中空いていればと思ったRAGTAGはすでに閉店時間を迎えていて暗かった。その他の店舗も軒並み閉まっている時間帯だったが、店の前に洒落た人たちが溜まっている場所などもあって、瓶ビールらしきものを片手に立ち話する姿も、THEという感じで通りすがりに見る分にはじゅうぶん好もしかった。
表参道で仕事終わりの同居人と合流し、今度は表参道から渋谷へ歩きながら晩ごはんを食べる店を探す。タイ料理は却下、クア・アイナはこっちが却下、定食屋としてやよい軒、ねぎし、なかよしの名前が上がるがなかよしは遠いという理由で、その他は決め手に欠けるという理由で行くのをやめる。結局、もうやんカレーにする。辛口にしたせいで辛かったのと、野菜大量なのはいいが野菜の水分が濃いカレーソースと混ざって半端なとろみ加減になったのがミスと言えばミスだった。しかし、渋谷のもうやんカレーは値段も安いし、満足感のアベレージが高い。宮益坂を登り切って交差点を渡る必要があるという地理的な条件さえなければもっと日頃の選択肢にのぼってくるだろうと思うが、そうすると繁盛しすぎて面倒になるだろうからちょうどいいバランスを保っているといえる。それに、ついでのように行くのではなく目的地にするべき店だと思うのでやっぱり今の形が良い。
腹ごなしにもっと渋谷をぶらぶら歩いても良かったが、翌朝早いということを覚えていたので心を鬼にして井の頭線ホームまでまっすぐ歩いて帰る。

2023/10/07 昨日
8時半の新幹線で関西に戻る。7時40分に家を出て、奈良についたのは12時前。シティ住みということもあって、遠くて近い。S Work席というのにして移動の時間を有効に使おうと思っていたのだが、思ったよりちゃんと揺れたせいでちゃんと乗り物酔いになりかけて作業は断念。代わりに呪術廻戦のアニメを1話分見て、あとはラジオを聞きながら睡眠時間に充てる。
13時半から演劇のWSに出かける。今の活動にとって原点に近い位置づけのWSで、いつか機会があれば顔を出したいと思っていたのだが、ちょうど日程が合ったので参加。内容がほとんど変わっていなかったのもあってとにかく懐かしさを感じる。前回参加したべつの演劇祭のWSとの比較考量ができるようになっているというのが自分のなかでの変化といえば変化だ。子どもも含めた全年齢向けというのもあるだろうが、やっぱり自分としてはもうちょっと大人向けのWSが好みに合う。あとは初心者向けの度合いというのも前回のWSのほうが意を尽くしていたように思われる。初心者だろうが経験者だろうが必要になる基礎的なコミュニケーションにフォーカスしていたので、ある意味、初心者経験者問わずいつまでも終わらない努力を課していくようなところがあって、「慣れ」の居場所がないというのも大きい。あらためて良いWSに参加できたんだなと思った。ほんとに幸運だった。

2023/10/08 今日
昼から天気が崩れるとの予報のせいでプランが制限される。どこに行こうという宛もないまま駅までふらふら歩いてきた。この感覚がなつかしい。近鉄奈良駅からの選択肢はみっつある。ひとつは京都へ、もうひとつは難波へ、さいごのひとつは大和西大寺で降りてスタバへ。結局スタバにくる。店員の人が関西弁なのが良い。そこにホスピタリティというかサービス精神を感じる。商業施設をちょっと回った後、奈良駅に戻り、よく行っていた定食屋でおそめの昼ご飯を食べる。客層が海外からの観光客にガラリと変わっており、値段もひとまわり高くなっていたけど、カツとじ定食は懐かしい味だった。観光客カップルと相席になり、彼らが帰った後べつの観光客カップルが前に座ってまた相席になった。小雨が降る中猿沢池前のスタバに行って読書をする。猿沢池側が一面窓になっていて開放感のあるスタバで雰囲気がいいのだが、立地が良すぎて観光客で満席状態だった。レジに行列が絶えない様子だったが17時半ごろにようやく落ち着く。読書はあまり集中できず。
読書したりぼーっとしているうちに夢の内容を思い出した。不慣れながらクラブ的なところで飲んでいて、調子に乗ってすごい飲み物をすごいやり方で注文してしまい、ワンオーダーで九十四万円使うという夢だった。あんな店行かなければ、と後悔先に立たずを絵に描いたような愚痴をこぼしていたら、心付けとしてあと六万円払うやり方もあったのにね、そうしたら百万円の大台に乗っているから次行ったときに別待遇にもなる、でも九十四万円だとそれもないし一番ない注文の仕方だよ、と泣きっ面に蜂の意見で追い打ちをかけられる。店からチャリで家まで帰っているということもあって、全体を通してかなりみすぼらしい気持ちだった。焦ってオーダーしたからオーダーしたときの記憶がほとんどないし、居心地の悪さとそこからの逃避による無茶なオーダー、そしてその後延々と続く後悔の念という救いのない夢だった。しかし目が覚めて思ったのは九十四万円を丸々得したということで、九十四万円あったら何ができたろう……と絶望しながら考えたことの続きを、九十四万円あったら何ができるだろうと考え直すことができる。百万円あったらやりたいことというのは意外とないんだと気づいた。これでは炎のチャレンジャーに適格とは言えない。
このあとはラグビーのワールドカップをみる。アルゼンチン戦。

日記788

注意するに越したことなし 2026/08/04 昨日 15208 朝から出社。8時頃でもまだ涼しかった。午後から在宅勤務に切り替える。昼ごはんにスパゲティを食べる。腕立て伏せ。1時間すこし昼寝をする。『罪と罰』を読む。急な問い合わせが入り、定時すこしすぎに...